Hi, there. Glasgow

Study in Scotland

IELTS 対策編 -Writing & Speaking-

 

 

こんばんは。(日本はおはようございますですね)

リックです。

 

さて、予告どおり今日はWriting と Speaking対策について。

 

・・・とはいえ。

身も蓋もない言い方だが、実はこれは人にアドバイスできるほどスコアがよくなかった。今でこそ、さすがにクラスではたくさん発言するし、飲み会でもまあ会話はなんとかできるし、知らないひととしゃべるためにパブに行ったりもする。エッセイも幸いなことに良い点をもらっている。ので、さすがに留学前よりは上達しているんだと思う。

 

が、IELTSのSpeakingとWritingのスコアは我ながらひどかった。総じて日本人が苦労するのもこの2科目らしい。

 

そういうわけで、ListeningやReadingに比べると、偉そうにアドバイスできるほどスコアは高くなかったけれど、高くなかったからこそ調べたことをここに書いて、誰かの役に立てれば、幸いだ。。。

 

例によって日々やること

まあ、練習は毎日できればいいことはいいが、もしlisteningやreadingが伸びていなければそちらを優先でいいと思う。・・・よくはないが、仕方ないと思う。ただ、ついでで毎日できることは、こちら。

 

 語彙の増強(Writing)。ただし、ここでいう語彙とは、新しい単語というよりは、「必要なことば」の増強、を意味する。具体的には、例えばtask1なら、グラフの上がり具合下がり具合、そのスピード感などを示す動詞(e.g. increase)、副詞(e.g. rapidly)、形容詞 (e.g. sharp) とかをパターン別にいろんなものを使えるようにしておくといいと思う。ここで書いた例は簡単な例だが、問題集(最後の「参考」のところで紹介します。)とかではそういうのを整理してくれているのもあるので、丸覚えしてしまうのが吉。

task2も、task1ほど単純じゃないが、「このエッセイではこんなこと言います」というお決まり文も、...and this essay will conclude/ sum up/ demonstrate/ reveal/ examine that...などなど、問の型によって望ましい動詞は変わったりするので、使い分けられるとスコアは伸びる、はず。

 

 次が、言い回しの研究(Speaking)。これ知ってると、スコアにつながる、みたいな言い回しがあるので、speakingの問題集(これも「参考」で紹介します)とかを眺めて、丸覚えしてなるべく使えるようにしておくと、だいぶ当日が楽だと思います。

 

何度も書いて恐縮なんですが、「試験の勉強であって、英語の勉強ではない」ので、語彙も言い回しも、試験で使うものだけ研究すれば今はOKです。切羽詰まってないひとは、しっかり勉強したらいいと思いますが。

 

試験準備(Writing)

たぶん大事なことは3つで、①時間管理、②プランニング、③ミスを減らす、をちゃんとできるかどうかで、スコア6−6.5は間に合うと思う。③は日々の訓練と当日の見直しにかかってるので、ここでは①と②について説明したい。

 

 ①時間管理:だいたい、Writingで悲惨なのは時間と言っていいと思う。task1であわあわし、task2でもっとあわあわしているうちに、無慈悲に時間終了。。。というパターン。こういうことにならないようにするためには、練習あるのみで、オススメは、一度、プランニング→introduction→body1→body2→conclusionで、それぞれ自分が何分ずつ使っているのか、測ってみるといいと思う。時間が足りない、という人は必ずどこかで時間を無駄に使っているはずだ。

 私の場合は、どうもintroduction、特にtask1のintroductionがうまく書けず、うなっているうちに結構時間を使っていた。時間を計測して客観的にそのマズさに気づいたので、しばらくはintroductionだけ数十秒で書く練習を繰り返したら、全体も改善した。毎回、task1も2も全部練習すると、毎回1h必要になってしまうので、不得意なパートを見つけて、そこだけ時間が縮むように練習した方が効率的だ。英語の勉強じゃないので。

 

 ②プランニング:task1も2も、問題には型があって、それに対応する型で答えると、それだけでだいたいスコアは取れるらしい。逆に、「比較してね」みたいな問題なのに「私は○○の考えの方に賛成です」みたいな答えを書くと、大抵は大減点。パターンについても、問題集がいろいろ出てるので、それを使って型を丸覚えしてしまうのが一番と思う。練習のときも、「あ、これは○○型だ」だから「○○型のストラクチャーで行こう」とできるようになるように練習するのが理想らしい。(・・・できなかった。涙)

 

あ、そうだ。すごいどうでもいいことかもしれないが、意外に大事なのが鉛筆。ケチらずに綺麗に削ったものを8〜10本くらい持っていくと、当日、削る時間はいらないし、綺麗に書けるのでオススメ。冗談みたいな話だが、私は最初、鉛筆を増やしたらスコアもちょっとだけ上がった。※UKVIでは自分の鉛筆は持ち込めなかったと思います。

 

試験準備と当日対応(Speaking)

①task1とtask3:自分でできることはあまりないが、一番いいのは、スマホの録音アプリなどを使って、録音すること。自宅で一人でやってるとやや変態的だが、結局これが一番、話すのは上手になる気がする。自分で聞き直すとミスも見つかるし、変なくせも見つけられると思う。理想的には、個人レッスンで先生と一緒に聞き直したり、私のように英語の上手な鬼教官・・・じゃなくて、 素敵なパートナーがいる方は、練習に付き合ってもらったらなおいいと思う。でも、スコア6とか6.5の世界なら、セルフrecording練習でもだいぶ変わる気がする。

なお、task1と3、同じようなものと思うなと、SI-UKで受けていたレッスンで指摘されました。3の方が複雑なこと、例えば「昔はこうだったけど今はこう」とか「こういう意見もあるが、私はこうこうこうだからこう思う。」とか「仮に○○ならば、実際にはこうなるんじゃないか」みたいなことが求められているらしく、比較や仮定法をミスなく使えることが求められるらしい。

 

私はよく、話しているうちにどんどん複雑なことを言おうとし、長くなり、最後は「相手が何言ってるかわからないが、自分が言っていることはもっとよく分からない」という悲しい状態になっていたので、慣れてない人は、とりあえずシンプルな文をいくつか組み合わせて話す練習をするといいらしい。

 

② task2: 唯一準備しやすいのが、task2。上と同じく、SI-UKのレッスンである先生に教えてもらったtipsで一番よかったのは、メモを書くときは「why」だけに絞れ、というものだった。彼曰く「だって、例えばお父さんとの思い出の話だとして、お父さんの情報とか、どこで何したなんて、わざわざメモらなくてもわかるでしょ」と言われた。・・・確かにそうだ!と思い、それからはwhyのとこだけ整理するようにしたら、task2は練習も本番も、超・楽になった。お試しください。

もうひとつ、task2は2分で話すことが求められるが、「why以外のパートで1分」、「whyパートで1分」と練習するといいらしい。本当かどうかはちょっとわからないが、個人的には、確かにこれで練習すると、自分のなかでの時間感覚は正確担った気がする。

 

③どうしようもないときに・・・リスコア。speakingに限らないが、IELTSにはリスコア(再採点申請)が認められている。1万円近く取られるが、修正されれば、無料となる。ただ、上がるとは限らないので、注意は必要だ(確か、下がることはなかったような・・・?)。何回か受けたひとは経験したかもしれないが、IELTSのスピーキングは、明らかに変な試験官が混ざっていることがある気がする。

 

ブリカンのHPのビデオでは、「ブリカンの試験官は落とすことが目的でなく、なるべく実力を引き出す努力をするので、安心してね」みたいなのを見かけたのだが、試験官によってはそんなことないよね、と何回か思ったことがある。私の場合、明らかに変な試験官にあたり、散々ツメられた挙句、スコアが5.0だったことがあり、いくら何でもそんなにひどくないわ!とリスコアしてみたところ、6.0になった。・・・それだって自慢できるスコアではないが、ここのポイントはそこではない。

 

必ずしも認められるわけでなく、お金も必要になる(かもしれない)ので、オススメはしないが、こういうこともあるので、どうしても納得できないときはリスコアしてみてもいいかもしれない。注意点はお金とスコアのほか、結果発表後、割とすぐ申請期限がくるのと、結果が返ってくるのが遅いこと。

 

参考

最後に、上で言及した問題集などで、オススメはこちら。全部英語ですが、慣れればそんなに辛くないです。日本語のより質もいいし。

 

    ・コリンズSpeaking:SI-UKで勧められた。勧められるだけあって、いろいろな分野にまたがっていてよかった。

 ・Writing for IELTS : これもSI-UK。型や必要な動詞、副詞なども整理されていて、わかりやすい。あと、手っ取り早い。

 ・バンド7: これは、前にご紹介した対策ブログの方がwriting用にオススメしていたが、好みが分かれると思う。私は最初これに頼っていたが、↑Writing for IELTSの方が、いいような気もする。

 

あと、writingに関して、利用してよかった添削サービスはこちら(UK-Plus)。全く安くはないが、問題のすべての型について解説したサンプルエッセイをもらえるので、結構よかった。

 

 

一応、今回で、IELTS対策編は終わりですが、また何か思い出したりしたら、追記しようと思います。IELTSはブログなどでも書いているひとはたくさんいるので、別に私がここで書いたところで、役に立たないかもしれませんが、一つか二つ、読者の方に何か新しい発見があれば幸いです。

 

また、IELTSに限りませんが、ご質問があれば、ブログ右上の「お問い合わせ」アドレスにメールいただければと思います。

IELTS 対策編 -Reading-

 

こんにちは、リックです。

課題、プレゼン、グループリサーチ、修士論文 etcが一度に来てしまい、ちょっとばたばたしています。だからというわけでもないのですが、今日は必要最小限のことだけ書いています。

 

さて、リーディング。

 

最初に伸びる(はず)の科目

本当かどうかは知らないが、日本人はIELTSの科目順にスコアが伸びるらしい。つまり、リスニングから伸び始めて、最後まで悩むのがスピーキング。

 

私の場合は、確かに最後のスコアはリスニングが最高点だったが、早く上がり始めたのと、安定してくれたのはリーディングだった。個人的な感覚では、語彙力が上がって、解き方が体に馴染むと、7〜7.5くらいなら安定してスコアが出やすいと思う。私にとっては、稼ぎ頭だった。この点、必ずしも英語力が上がっていなくても、スコアが伸びる科目でもある気がする(参考:テストであって英語の勉強ではない!!)。

 

というわけで、前回まで同様、リーディングで毎日やった方がいいのはこちら。

 

  ・例によって語彙。語彙については、IELTS編の初回でご紹介したので、そちら(上のリンクと同じ)をご覧ください。個人的なおすすめ単語帳はこちらの二つ。

           >キクタンtoefl (最初、私のスコアを0.5〜1.0くらい伸ばしてくれた単語帳。)

           >IELTS 3500 (著者の内宮先生には某予備校で英語を教わったことがあるのですが、授業は厳しいが、内容は最高でした。私も最後この単語帳だけ回してました、信頼できる単語帳だと思います。)

 

  ・何かしら、記事を読む。イギリス媒体なので、iPhoneやiPadのアプリでBBCかGardianがおすすめです。タダで、面白いです。ポイントは1日1記事で十分なので読む事、全体をさっと掴むつもりで読む事、IELTSリーディングで出そうなものを選ぶこと(スポーツとか芸能、外交問題は出にくいですよね。たぶん。)、あと、iPhoneは’範囲選択’で辞書機能がついてるので、強がらずに何度でもびしばし使い、全体像の意味を掴むといいと思います(わからないままにするより、何度も辞書みた方がいいと思います。「またその単語調べてるの?」なんていう人は普通、ストーカーでない限り隣にいません。)。

 

  ・可能なら1日1問解く。公式過去問題集から、可能なら1日1問解くといいと思います。3問セットという意味ではなく、3問のうちの1問で十分です。注意すべきは時間を15〜20分に設定して、実戦同様に戦術を考えながら解くこと(↓戦術は下に書きます;特に、時間内にうまく終えることを意識するとスコアは良くなるはずです。)。

 

実戦でつかえる(はず)のTips

実戦で役立つであろうヒントはこちら。そのまま使ってもらっても構いませんが、まあ、好みがあると思うので、自分なりの戦術を組み立てるのが一番です。多少そのお役に立てば幸いです。

 

 ① 問1〜3をぱぱっと眺め、解く問の順番を決める。普通は問1が一番簡単で、問3が一番難しいはずですが、ざっと見て、例えばビジネス系が得意なのに問3に起業の話、自然系が苦手なのに問1に南極の話とかが来ていたら、順番変えるのもありですよね。※ただし、5秒以上使わない!

 

 ② 解く問を決めたら、その中で解く順番を決める。例えば、段落の要約文を当てはめたりするheading問題は、先に問いた方がいいという人と、後の方がいいという人がいます。個人的には、全部読んでないから問題解かないと落ち着かないひとは、読みながらheadingを一つずつ当てはめる、逆に、(私のおすすめですが)下記のように1問ずつ問題文から答えを探す方式の人は、最後にheadingの方が早いと思います。summary問題も、私の感覚では最後に解く、ですが、逆の方がいいという人もいるらしいです。

 ここでのポイントは、①もそうなんですが、「必ずしも順番どおりに解く必要はない」ということです。行けそうなやつから行けそうな順に解く方が、スコアは伸びるはず、です。とにかく読み始めて「この文わかんないよーうーんうーん」みたいなのが一番最悪です。

 

 ③ 解く順番を決めたら、本文は1文字も読まず、Y/N/NG, T/F/NGを一問ずつ、必要に応じて本文に戻って答えの箇所を探す。IELTSはだいたい、本文の流れの順に問も構成されていることが多いため(※たまにそうでないときもあるので、違うなと思ったら順番通りでなくても焦らないこと)。この方法だと、最後まで解き終わったあたりでだいたい本文の流れはわかるため、heading問題も解きやすい。

 

 ④ 15分:20分:25分の法則。①に書いた事と関連するのですが、問1を15分で解き、問3は25分かける、というのがセオリーと言っている試験指導をよく見かけました。そのとおりには行きませんが、それを意識して、わからなかったら、どんどん次に行く方がいいと思います。 IELTSリーディングでは、「ほぼ誰もわからない問題」があったり、本文の後の方にいくと意味がわかってくる現象なるものがあるらしいので、「あー、わからない(答えが見つからない)」ときは、どんどん先に行き、他の問題の時間を食ってしまう前に、次の問題へと進んで行くのが吉です。

 

 ⑤ 標準偏差の存在を忘れずに。これも前回書いたので、そちらをご参考ください(上のリンクと同じです)。

 

その他

このIELTS 対策編で何回か触れている「公式過去問題集」とは、こちらのことです(ものの本によれば、なるべく新しいものから古いものへやっていく方がいいそうです(11とか10とか9とか、番号が振られています。))。高いですが、日本語の参考書より、こっちで練習した方がいい気がします。

 

次回は、スピーキングとライティング。

それが終わったらグラスゴー生活に話題は戻ります。

 

私は自分の研究に戻ります・・・。

 

IELTS 対策編 - 総論&Listening -

 

 

こんにちは。リックです。

予告したとおり、今日はIELTSのListening 対策を簡単にご紹介します。

 

一番大切な原則 -英語の勉強ではない-

 

何というか、前回書いたとおり、既に切羽詰まっている人、スコアを伸ばしたい多くの人にとっての悩みは、「どうしたら英語ってできるようになるんだろう?」だと思います。でもこれ、実は質問が間違っていて、「どうしたらスコアが取れるんだろう」です。質問が違うと、答えも違いますよね。

 

スコアが上がれば、もちろん英語力も上がりますが、その割合はたかが知れていて、ちょぴっとです。英語力自体は長い時間をかけて進歩していくものだからです。一方で、スコアだけに関心を絞ると、戦い方は変わるはずです。

 

日々やったことがいいこと

 

何はともあれ、毎日、少しでもいいのでやった方がいいことは2つです。一つはIELTSの語彙英語全般ではない!)の強化、もう一つは何かしら英語を聞くこと。

 

語彙の強化については、残念ながら面白くもなんともないですが、市販の単語帳を繰り返すしかありません。このとこ注意すべき点は二つです。

 ◯ 浮気しないこと:本屋に行くといろんな単語帳を売ってますが、基本的に「これだ!」と決めて使い始めたら単語帳は変えない方がいいです。一周して終わらず、一冊の本を何周も回した方が、結果としては語彙は増強されます。(私の友人の医師は、逆に1冊終わったら次の1冊へ、と長いローテーションを組んでましたが、この場合もふらふらせずに、まずは1冊終えて、次の1冊、また次の・・・と、1冊ずつ確実に仕留めると言っていました)

 

 ◯発音記号に注意すること:アクセント(強勢)の位置と、大雑把な発音は確認し、自分の認識している発音と違ったら、治すくせをつけると、リスニングとスピーキングは向上します。このとき注意することは、明らかにリスニングで出なさそうな難しい単語は、確認不要です。リーディングで出た時に「目とあたま」だけが単語を認識できればいいからです。これも、英語の勉強だと、ああ、全部・・・とか思いますが、IELTSの勉強なんで、リスニング&スピーキング、リーディングで必要な単語と、覚える内容(発音、スペルなど)はそれぞれ変わってくると思います。余裕がないひとはライティングの語彙訓練(難しい単語のスペリング)は後回しでもいいと思います。

 

次に、何かしら英語を聞く習慣。

 

いわゆる聞き流しでもやらないよりはいいんですが、可能なら10〜15分でいいので、机の前で聞くことをお勧めします。石川遼くんがCMに出てどう考えているのかは知りませんが、聞き流すよりは、メリハリつけて聞くクセ、全体を把握できるクセをつけた方がいいように思います。

 

具体的には、聞きながら、概要、特に5W1Hを意識してノートやメモに書き留める、を繰り返すのがいいと思います。その際、役に立つ(タダの)教材はこちら↓

  TED

       BBC World News

       NHKラジオ英会話

 

あと、私はテレビ見るのやめて、SHERLOCKを字幕なしで見てました。ホームズが何言ってるのかさっぱりだったけど。(今月買ったばかりのシーズン4では、結構聞き取れるようになって、ちょっと成長を感じました。)

 

巷ではディクテーションも勧められていて、効果もあるようですが、私は辛くて続きませんでした。ただ、やるならIELTSの公式過去問題集(それも最近のやつ)のListeningパートがお勧めです。これも、スコアに専念するならBBCでディクテーションする必要はないわけです。

 

でも、最優先は語彙です。IELTSでOA6に達せない人は、そもそもの基礎体力が足りてない可能性があります。細かくは文法とか戦術とかありますが、まずは語彙だと思います。

 

実戦で役立つヒント

 

あと、実戦で役に立つヒントをご紹介しておきます。

 ① 最初に解答欄を確認する、さっとキーワードに線を引く

 ② スペルは気にしない。カタカナでもいいもちろん、そのまま提出してはダメですよ!)。

 ③ 聴き漏らしても気にせず、次に行く。(未練は捨てましょう。元カノ(カレ)並みにあなたのプライドと未来(スコア)を傷つけます)

 ④ 最後のトランスファーの時間で、回答を見直し、②で記入したカタカナやスペルミスなどを潰す。わからなくて空欄の問題は、前後関係から適当に推測して、ダメ元でも埋める。聞き取れた気もするけど自信がないから空欄、というのはないようにする。

 

ところで、IELTSのリーディングとリスニングには 偏差処理 があるのをご存知でしょうか。

問題の難易度が高くて正答者が少ないと、正解数が低くても、スコアは高めに、正解数が多いと、スコアはもっと高めになります。ちなみに難易度が低いと、その逆の現象がおきます。これは、何回かある試験のスコア水準をならすためだと思われます。

・・・なので、「あ〜、難しかったから今日はダメだあ、おしまいだあ」みたいなことは必ずしもありません。思ってるよりはスコアが高いかもしれないので、諦めずに次のパートもベストを尽くしましょう。ここで精神が崩れると、本当に全体のスコアが崩壊します。

 

私が8.0を取れたのは・・・。

 

ちなみに、私のListening最高点は8.0ですが、これは偶然と上記の偏差処理のタマモノだった。一応、最後は6.5とか7くらいの実力はあったと思うんですが・・・。

 

前日、私はああ、明日もIELTSか、ああいやだいやだ、とトイレにこもって現実逃避に「宇宙兄弟」を読みふけっていました。私は落ち込むとこの「宇宙兄弟」で元気を回復します。

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「俺の敵は、だいたい俺です」:(C) 小山宙哉さん,「宇宙兄弟」(モーニングコミックス),講談社, p.172

 

そしたらなんと、翌日のListeningではNASAの宇宙開発の話が・・・。探査船オリオンや有人小惑星探査など、スーパーマニアックな内容だったため、おそらく多くの受験生が撃沈し、「聞く前から答えを知っていた」リックだけがほぼ全問正解で、かつ偏差処理もあいまって、8.0という数字がでたのであった・・・。

 

・・・え?偶然じゃねーかって?

 

まあ、そうなんですけど、ブリカンは公式ページでも、「幅広い知識に触れておくと、テストでは役立つでしょう」と紹介してます(すいません、英語のビデオだったと思うんですが、場所を失念したのでリンク貼れません)。

 

特に、宇宙や環境保護などの「自然科学」や「社会科学」「歴史・民族」はリスニングとリーディングで好んで出題されるので、気分転換にナショナルジオグラフィックのHP、英語ならなおよし、を見たりすると、どこかでスコアにつながる・・・かもしれません。

 

というわけで、今日はここまで。

自分の研究計画に戻ります!

 

 

その他、参考になるURLです。↓

 

(リスニング)

TED

Futurelearn (切羽詰まってないなら、おすすめ)

 

(IELTS 全般)

IELTS Simon (英語)

IELTS 独学サイト(めちゃお世話になった)

 

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Photo by Rick: Chatelherault Country Park

英国大学院留学に必須。IELTS対策編 - 総論・・・に入る前に。 -

こんにちはリックです。

スコットランドもちょっと陽が伸びてきました。夕方5時でもまだちょっと明るい。

(冬は3時過ぎくらいには暗くなり始めるので・・・)

 

さて、前回予告したとおり、いくつか相談をいただいたこともあり、今回からIELTS対策について書こうと思います。・・・まあ、私が書く事なので、真面目な事も書きつつ、バカなことも書きますので、その辺はご容赦ください。

 

苦しかったIELTS

さて、留学準備にあたって、多くのひとが辛い思いをするのが、Camblidge IELTSテストだと思う。要するにTOEFLのイギリス版であり、どんなにモチベーションが高かろうが、推薦状や経歴が素晴らしかろうが、このスコアが出ないと基本的に留学はできない。

ある程度名前の通った大学でオーバーオール6.0-6.5 (サブスコア 5.5-6.0)、グラスゴーやブリストルなど、そこそこの名門大になると、オーバーオール6.5 (サブスコア6.0以上)が標準になる。LSEやUCL、エジンバラ大などのトップスクール群になると、7.0のサブ6.5、ケンブリッジやオックスフォードなどの超名門校は7.5のサブ7.0が相場。ちょっと足りなくても「条件付き合格(Conditional Offer)」をもらい、プリセッショナルコースに行く事で入学できることもあるが、心の安定のためにも、早めにスコアを得ておいて損はない。ていうか、早く出した方がいい。

 

だいたい、みんな辛い思いをするようで、先日のグラスゴー9新年会でも、「何回受けたか」は結構話題になっていた。回数は少ないひとから多いひとまで、まちまちだったが、「2度と受けたくない!」というのが共通の感想だったと思う。

 

理想のスケジュール感

この「IELTS編」を書こうと思った直接のきっかけは、役所時代の部下だった子からメールをもらったことだった。中央省庁には結構自治体の若手職員が派遣されていて、私も一時、自分の部下4人のうち3人とか、5人のうち4人が都庁や市役所からの派遣職員だったこともある(余談だが、彼らは「研修生」と呼ばれ、でも実態は貴重な戦力として強制労働に就いていただいている。・・・部隊の9割が外部の人間で占められてるのに、「研修」で済むわけないですもんね。)。そういうわけで当然ながら、北は北海道、南は沖縄まで、その自治体のスーパーエースが送られてくる。

 

上に書いた彼女もそんな一人なのだが、さすがはスーパーエース、既に中堅校1校と名門校1校からオファーをもらったらしい。しかし・・・。

 

「か・係長・・・(※)。あ・IELTSがやばくて、プリセッショナルも怪しいかもしれません・・・。」

※彼女の上司だった当時、リックは彼女の係長でした。

 

・・・おい、スーパーエースよ。せっかく合格したのに、完全にかつての俺と同じ悩みを抱えているではないか。

 

そこで、(彼女には既にアドバイスしてしまったのですが、)ブログにも今、IELTSがやばくて悩んでいる方のために、今日から始められる改善法を書きたいと思う。ただし、残念ながら特効薬は、ない。地味なことを毎日やるのが一番確実だ。

 

まず、一番大事なのが試験を受ける以前に、スケジュール感。基本的にOA 6.5レベルが必要なひとで、プリセッショナルコース(以下PC)に行って、コンディショナルからアンコンディショナルにする場合、大体は6月中旬から2ヶ月くらいPCに通うのが相場かと思う(※1)

※1 大学によって異なるので、必ずスケジュールは早めにご自身で確認してください。

 

かつ、大抵はPCに行くためには、通常のIELTSでなく、IELTS−UKVIという、内容はほぼ同じのに値段だけやたら高いという利用者的にはムカつく試験を受ける必要がある(※2)。回数も限られているのと、PCに行くためのスコアが出た時点で、大学からCAS(キャス、もしくはカースと読むそうです。)を発行してもらい、ビザ手続きに入るのが一般的だ。ビザは高額版の最速申請でも10日はかかるはずなので、逆算すると、大体4月までにはIELTS-UKVIを受け、5月アタマには成績表が手元にないと、厳しいかと思う。成績がちょっと足りない場合は、たぶん1ヶ月のコースとかもあると思うので、その場合、もう少し猶予があるかもしれない。いずれにしても、ここのスケジュール感は特に大事なので、今の時点でスコアに自信がない人は、まず、スケジュールを逆算してしっかり準備することをお勧めする。

※2 2016年3月時点ではそうでしたが、英国の入国管理制度はコロコロ変わるので、これも、必ずご自身で早めに確認し、スケジュールを立ててください

 

スケジュール感:リックの場合

私自身は、10月に受けたIELTSをリスコア(再採点)申請したところ、1月にアンコンディショナル水準に届いたため(OA 6.5, R 7.5, L 6.5, W 6, S 6)、PCはのんびり準備のために行けばいいやと思っていた。・・・が、ブリストル大からは、「アンコンなんでUKVIはいりませんよ」と言われた一方、グラスゴー大からは、「アンコンでもUKVIは別途受けてください」と言われてしまった。入管手続きに必要な書類がズレるのは役人出身の私としては違和感ムンムンなのだが、何度抗議してもダメなものはダメ。慌てて、4月の半ばにIELTS-UKVIを一発勝負で受けたところ、結果は・・・、

 

OA 6.5, R 7.5, L 8, W 5, S 6

 

・・・。優秀なんだかバカなんだかわからない判定となった。PCの入校基準はOA 6のサブスコア5.5だった気がするが、悩んだ末、大学に交渉したところ、「既にアンコンだし、W以外のスコアはいいので、特例でOKにします」ということになった。ただ、この交渉やらなんやらの上に、何度催促してもCASを発行してもらえず(※3)、結局ビザ申請は通常版では間に合わず、高額の最速版を利用した。

※3 半年以上いて今は慣れたが、イギリス人は本当に仕事しないので、日本人的感覚できっちり事務が処理されると思っているとひどい目にあいます。スケジュールは余裕を持って、そしてどうも遅いなと感じたらビシバシ催促した方がいいと思います。

 

まあ、そういうわけで、アンコンを持ってる人でも、全体のスケジュール感は年明けの今からは特に大切になるので、大学のHPやブリカン、英国入管のHPなどをしっかり確認しておくといいと思う。

 

苦しかったIELTS (再)

そういうわけで、IELTSはこの時期になってくると、それ自体も精神的にストレスだが、全体のスケジュールを圧迫するという意味でも辛い。私は当時、今はアメリカのミシガン大学に進んだかつての腹心の部下であり、今は親友となったNちゃんと、会うたびに誓い合った。

 

「係長、ボクがアメリカ大統領になったら、ETSを潰してTOEFLを廃止します(涙)!」

 

「Nちゃん、俺がイギリス首相になったら、ブリカンを潰してIELTSを廃止するぞ(涙)!」

 

残念ながらアメリカの大統領はトランプになったし、私がテレサ・メイに代わる日は来ないと思うが、今思い出しても、IELTS(or TOEFL)はそれくらい辛かった。全て自分(たち)の努力不足のせいだと言ってしまえばそれまでだが、勉強をサボってきた自分のせいだとわかっていても、スコアが伸びないのはブリカンのせいだと思いたかった

 

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そういうわけで今頑張ってるひと、悩んでいるひとに、これからの数回が少しでも何か足しになればと思います。最初に書いたとおり、特効薬はないので、どこまで役立つかわかりませんが・・・。

 

でもすいません、既に3000字になってしまったので今日はここまで。

 

今日はスケジュールの大切さと、誰にも等しく辛いから頑張って、ということをお伝えしました。次回からスコアアップ法を、総論→リスニング→リーディング→ライティング→スピーキングの順にアップします!

 

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): Necropolis

 

拡大!グラスゴー7(日本人会)の新年会。

 

ご無沙汰しています。リックです。

年明け早々スランプに陥ってしまい、論文を読んでいてもアタマに入ってこないわ、その割に授業の内容はディスカッション中心だわで、家に帰ったらぐったり、ついていくので精一杯な生活をしていました。 やっと、脱しつつあるのか、授業での発言量も増え、リサーチプロジェクトもいいメンバーに誘ってもらえることができ、好循環に持っていけそうです。

 

さて、それはともかく、以前ご紹介したグラスゴー7の第二回飲み会を行いました。

 

勢力拡大?

ある学内統計によると、中国人学生はうちの大学に1000~3000単位でいるらしい。それにムスリム系国出身者が続き、次いでインドネシアなどが100人前後、そしてニッポン人はなんと学部と合わせても40人くらいらしい。

 

「おお、生の日本人見るの初めて!」

 

とか、よく言われる。もっとも、私のクラスでは中国人もいないので、アジア人自体珍しく、最初は中国人とよく間違えられる。そして、いや、ニッポン人デス、と言うと上のようなリアクションに。。

 

もし上の日本人の数が本当だとすると、グラスゴー7って7人もいるのかあ、以外に割合高いじゃないか、と思っていた。まあ、いつもつるんでいるわけではなく、何となくフェイスブックのグループで情報交換をしたり、気が向いたメンバーで(かなりたまに)出かけるほかは、ほとんど学内で会って「ああ、お久しぶりです」みたいな雑談をするくらいの緩い関係だ。気軽で気楽、束縛し合わないいい関係だと思う。

 

というわけで、ずっと7人では顔を合わせる機会がなかったものの、久々に新年会で顔を合わせることに。さらに、今回はなんと、グラスゴー大学から分派独立したStrathcryde大学のMBA生のHさんと、この1月から博士課程にいらしたIさんも参加いただきました。

 

このブログを通じて知り合ったり、tomoさんのブログを通じて知り合ったり、なかなか輪が広がってきてうれしい限り。

メンバーも、数ある英国の大学から、わざわざグラスゴーを選んだだけあって、キャラが立っている人ばかり。みなさんプロフェッショナルなので、そこも尊敬できつつ、バックグラウンドもいろいろなので、話も面白い。

 

結局日本食レストランでごはんを食べるだけでは物足りず、近所のパブになだれ込んで、深夜まで宴は続いたのだった・・・。そして、市外に住んでいるEさんは、終電に向かって走る、というかなり日本っぽい終わり方をした。

 

余談: 日本食レストラン・ナナクサ

ところで、会場は、City Centreにある和食レストランNanakusaに。ここは女将さんのMさんが日本人で、とてもフレンドリー。味も、グラスゴーではここ以上の日本食は望むのは難しいかも。Mさんはエネルギッシュな方で、数か月に一度、地元向けにスシ・ワークショップも開いている。ナナクサレストランのスシも上手いが、正直彼女のスシは、超うまい。イギリスでタイやスズキの刺身が食べられるとは・・・。私はワークショップは課題があるので行けなかったが、妻子が参加させてもらったが、かなり盛況だったとか。

 

年末には、熊本地震の被災者支援も含めたチャリティーイベント、その名もSUSHI・NIGHTを開いていたらしいが、それも行列で大変だったらしい。

 

グラスゴーに留学したら、あるいは旅行で気が向いたら、ぜひ一度。

 

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ところで、ここ1か月ほど、個別に留学にかかる費用や、IELTSについての相談などをいただきました。なんとなく回答していて、ブログに書いてもいいかもしれないなあと思ったので、次回以降、少し書きたいと思います。

 

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): Glasgow Cathedral

UBERドライバーに学ぶ社会学@グラスゴー

こんにちは。

リックです。セメスター2が始まりました。大学院留学後半戦は、より専門的になった内容のクラスになり、マニアックな内容に不安を感じつつも、一方でワクワクしています。

 

始まったばかりで動きもないので、今日は別の話。今話題のUBER・・・の運転手さんの話を書きたいと思います。

 

市井(しせい)の声

 

グラスゴーにいて、ちょっと出かけるとき、特に家族で出かけるときに絶大な威力を発揮するのがUBERだ。お値段は正価の5〜7割くらい。携帯のアプリで呼び出した場所に来てくれて、事前に見積もりも出してくれる。例えば、うちから空港までバスで行くと、シティセンターまででたりなんだりで1時間くらいかかってお値段15ポンドくらいだが、UBERを利用するとドア・ツー・ドアで20分くらいで、お値段20ポンドくらい。子育て世帯には重宝します(※ロンドンでは同価格帯が「乗り合い」だったので、割高になるようでした。)。

・・・まあ、UBER自体は雇用(厳密には個人事業主扱いのようだが)に問題がある等々、いろいろ指摘されているようなので、サービスについては、イチ利用者として便利だという感想を述べるにとどめたい。

 

私の感覚的な話だが、正規の組合に所属しているタクシー、いわゆるキャブ(イギリス伝統の丸っこいかわいいタクシー)の運ちゃんは白人系が多いのに対して、UBERドライバーは軒並み移民や、低所得層の白人が多い。

 

そして・・・どうも私は運ちゃんに話しかけられる率が高い

実は、日本でもそうだった。日本ではUBERでなく、普通のタクシーの運ちゃんだが、どうも話しやすいのかなんなのか、いろいろな話を聞かせてもらったり、教えてもらったりした。

 

少し話が逸れるが、私はいわゆる官僚の一員だった頃、世の中の実感を聞くならタクシーの運転手さんだと思っていた。日本のような先進国でも、いや先進国だからこそかもしれないが、運転手さんたちの勤務環境は過酷だ。ときに3日間寝ていない方もいたし、お客さんに暴力を振るわれたり、歩合を理由に給料を大幅にカットされる方もいた。変なおっさんもいたが、私にいろいろ教えてくれたおじさんたちは、おしなべて真面目で、東京の地図がカーナビより詳しく頭に入っている、ベテランドライバーたちだった。

 

「ここはねえ、交通安全強化月間になると、停止線を5cm超えただけで警察が止めるんですよ。罰金や営業補償は自腹ですわ」

 

「経済がうわ向いてるってのはねえ・・・どこの国の話なんだか。大企業の周りだって、乗る人は減ってるしねえ・・・あんまり景気がいいってのは、感じませんねえ」

 

「雨の日は分かりやすいですよ。景気がよければみんな無理しないけど、今はほら、近くならみんな無理するから。」

 

・・・こう書くと、私がタクシー乗りまくってたかのように見えるかもしれないが、そんなに給料は高くない。どういうわけか、たまに乗ると、大抵はいい運転手さんがいて、しこたま経済現況のレクチャーをしてもらえただけだ(念のためですが、基本は自腹ですよ。公務であっても。)。

 

「いやあ、リックくん。働いてばかりいちゃダメだぞ。たまには有給とってでも早く帰ってだな。夕方の街がどうなってるか、買い物してる人、商店街がどうなってるか、よく見て、感じなさい」

 

これは、私が職場で最もお世話になった上司、Wさんの言葉だ。そういう教育の賜物なのか、タクシーの運転手さんは、私にとって市井の声を聞くチャンスというか、世の中ズレしている霞が関でまともな感覚を保ついい機会だった(保てていたのかは、ちょっと自信ないが)。

 

そういうわけで、官僚ヤメてグラスゴーに来ても、やっぱり運ちゃんは私にとってよき社会学の先生かなと、ここでUBERを利用するたびに思う。(キャブは高いのと、あんまりそういう会話の交流は期待できない。これも感覚的な話だが。)

 

人生いろいろ

 

一番多いのは、パキスタン系だろうか。独特の中東、というか中央アジア訛りはかなりのものだが、えてしてフレンドリーで、家族を国に残してきた人が多い。

 

あるドライバーは、パキスタンに奥さんと子供を残して、出稼ぎにきていた。お子さんは3歳の男の子。毎日スカイプするが、やはり可愛くてたまらないし、寂しいよねえ、と言っていた。子供をあやすのが上手で、機嫌悪く泣いていた我が子を、運転しながら私よりも早く泣き止ませてしまった。

 

ほかに、移民2世で、ダンディー大学を出て、北海油田で働いていたが、お母さまが透析が必要になり、お子さんとの時間も取りたいからと転職したひともいた。高給だったんですよと胸を張る姿には前職へのプライドも感じた。ただ、ずっと海上で過ごしていては充分に時間も取れないからねえ、今は満足してるよ。と言っていた。

 

そういえば、私においしいインド料理のお店を教えてくれたのも、パキスタン系のドライバーだった。そのひとも移民2世だったが、ご両親はアバディーンに移民したらしい。40〜50年前くらいの話だと言っていた気がするが、当時の英国、スコットランドの貧困家庭にはセントラルヒーティングがなく、ご両親は冬の日、ガタガタしながら震えて、彼を育て上げたらしい。すごい明るい方で、最近までコンサル企業で高級取りだったが、ブレグジットに伴う株安でリストラされたらしい。でも、「再起するまでのつなぎさ」と、笑っておられた。

 

他にも、スコットランドの大学で博士課程を終えて、でもいい仕事がなく、友人から借りた車でUBERを運転している人もいた。年明けから一度パキスタンに帰る、不安はあるが息子に会えるのが嬉しい、と言っていた人もいた。今頃、お子さんに会えたかな。

 

・・・いかがでしょうか。長くて恐縮なんですが、ここまで読んでくださった方は私が話しながら感じていることを、同じく感じてもらえるでしょうか。

 

正直、私も将来には不安はいっぱいあるのだが、彼らと話していると、私の悩みなどまだまだ駆け出し、小僧もいいところだなと、思う。

 

最後に、直近でお話したドライバーさんは、イランからの移民だった。中華スーパーマーケットに行った道すがらだったということもあるが、「ニイハオ!」と元気よく隣国の民と間違えられたことをきっかけに、色々会話が盛り上がった。そして・・。

 

「この話って・・・お客さんにするの初めてなんですけどね。もう20年になりますかね。私は、石油会社のメンバーとしてここに来たんですが、そのまま残っちゃったんです」

 

つまり、亡命した、ということだ。

今は奥さまと平和に暮らしていること、国に残したご家族とはその後会えていえないことなども話してくれた。

 

「う・うーむ・・・。なんというか・・・。毎度のことだけど・・・。」(by私)

 

「ま・毎度のことだけど・・・。身につまされますなあ・・・。」(by妻)

 

どうもUBERに乗ると、乗り終えたあと、しばらく我が夫婦は打ちのめされ、しばし反省会となる。ほぼ、毎回だ。汗

 

 

さきほど述べた役人時代、日本のタクシーの運転手さんたちは、降車の際、決まって「頑張ってね!」と言ってくれた。

 

そしていま、UBERの運ちゃんたちも、示し合わせたように同じ言葉をかけてくれる。

「Good Luck for your study, Rick!」(勉強、頑張るんだぞ!)

 

 

頑張らないといけないよなあ。

・・・いつも、そう思うんです。少なくとも、タクシー降りたときは、ね。

 

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): Amsterdam in fog

家族で初詣にゆく@グラスゴー大聖堂

 

改めまして、明けましておめでとうございます。

昨年はこの拙い文章のブログをお読みいただきまして、ありがとうございました。

今年も、これからセメスター2、修士論文ということで、精一杯頑張りつつ、ブログも(なるべく)更新したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

大晦日ホームパーティー

グラスゴー7(グラスゴー7については、こちら)の一人、Yちゃんと偶然図書館で会った際、「いやあせっかくなら皆でおせちでも食べたいですよねえ」という話になったのがきっかけだった。まあ、おせちは無理としても、近所に住んでる日本人に我が家に来ていただいて、日本食(風なもの)で年越しもいいかな?と妻と相談したところ、じゃあやろうということになった。

 

当日、家に来てくれたのは家の近くに住む、くだんのYちゃん、それとは違うYさん、そしてMBA生のY太だった。・・・Yだらけだね。巨大・中華スーパーマーケットのSeewooで買い込んだ食材を駆使し、巻き寿司、おでんなどなどが所狭しと並び、私が近所の魚屋で発見したスコティッシュいくら(サーモンエッグ)と、Y太がロンドンで買ってきてくれた銘酒・獺祭が華を添えてくれた。

 

そして、私が一番PRしたいのは、こちら↓。今回初めて作ってみたラーメン

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豚・鶏・煮干しなどを煮込んでスープを一から作り、卵やチャーシューも作った。正直、めちゃうまかった。もし、修士課程が終わって就職できなかったから、グラスゴーでラーメン屋を開いてもいいくらいだ。残念ながら、もう一人くる予定だった日本に留学経験のある中国人のAちゃんはこれなかったが、「年越し(中華)そば」ということで、にぎやかに、麺をすすりながら年を越すことができた。

 

初詣、行きますか。

しかし、賑やかで本当に楽しい年越しだったが・・・、どうも年を越した感じがしない。やはり紅白やカウントダウン、あのめちゃめちゃうるさい正月のバラエティ番組やコマーシャルがないからだろうか。きまぐれにYoutubeで紅白にアクセスしたり、日本のCMにアクセスしてみるものの、そこかしこにPico太郎がいて、虚しさは募るばかり・・・

 

「んじゃあ、まあ、初詣でも行くか」

 

我ながら、名案だったような気もするが、せっかくなので初詣に、そしてせっかくなのでまだ行っていないグラスゴー大聖堂に行くことにした。余談だが、我が家では妻と付き合ってから結婚し、出産にいたるまで、仕事の都合やらなんやらで引越ししまくりだったため、毎年初詣先は変わっている。

 

 2014 湯島天神(東京都)

2015 白山神社(新潟市)

2016 白山神社(東京都)※白山違いです。

2017 Glasgow Cathedoral(Scotland)

 

相当節操がない感じだが、「神様に軽重なし!」という妻の、訳のわからん断言のもと、ご当地主義が続いている。今回、ついに宗教までかわったよ・・・。まあ、日本人たるもの、宗教には柔軟ですからね。

 

信じられないほどの抜けるような青空に恵まれ、かつやっぱり人が少ないので、無事に正月気分でグラスゴー市内をぶらぶらと散歩し、大聖堂までたどりついたのだった。この大聖堂のあるイーストエンド付近は、実はもともとグラスゴー大学が設立された場所だ。後のスラムクリアランスか何かで現在のウェストエンドに移転したが、本当は、こちらが本家らしい。現在は分家のStrathcryde大学が居を構えているのが、また因果を感じさせる。言うだけあって、とても趣のあるエリアで、裏手にはエジンバラのヒュームの丘と見紛うような立派なネクロポリス(墓地の丘)がそびえている。

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): Glasgow Cathedoral

 

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): Glasgow Cathedoral 2

 

私のプルーフリーダーである英国人のJじいさんからは、グラスゴーで一番の名所は「それハねくろぽりすデスネ」と言われ、なぜ墓場??と思っていたが、確かにすごい絶景。たぶん市内では一番標高も高く、360度見渡せる素敵な場所だった。

 

なんとなく深夜まで続いた大晦日の酒盛りで力尽き、元日は寝て過ごしたため、青空の下、家族で新鮮な空気を吸ってリフレッシュできたのでした。よし、今年も頑張ろう!まずは、セメスター2、頑張ろう!

 

というわけで、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

2017.1.3. Rick

 

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): Necropolis, Glasgow