Hi, there. Glasgow

Study in Scotland

嬉しかった4分間。@授業中

 

どうも、リックです。

どういうわけか、セメスター2に入ってから毎週のようにプレゼン、ディベート、グループリサーチプロジェクト、でまたプレゼンと、忙しくなりました。

MBA生のY太に聞いたところ、「いや、うちはそんなにないっす」と言われたのですが・・・。「学術主体」のはずなのに、MBAよりグループワークやら政策分析をブッこんでくるうちの学科って一体・・・。

 

サマースクールへの挑戦

発端は2ヶ月前のこと・・・オックスフォード大学の国際関係学科が3月に開催する「先端研究・応用統計講座」なるスプリングスクールに応募してみたところ、あっさり落ちた

 

正直、オックスフォードとはいえ、期間はたった一週間だし、申し込みに必要なものもあっさりしていた。せっかくセメスター1で無理して統計の勉強もしたし、挑戦してみるか!と思ったのだが・・・。正直、(ナマイキな話だが)これまで渡英にあたっては敵なしだった履歴書出しとけば、まあ勝てるっしょ、うーん、しかし受かっちゃって統計の授業ついていけるかなあなどと呑気に考えていたのだが・・・あっさり落ちた(再)。

 

うげえ、とそれなりにショックを受け、学部から案内がくるサマースクールのお知らせもほとんど飛ばし読みしていた。ノルウェーの大学からは参加無料のコースがあったり、クラスメートたちは仲良くスイスの片田舎で開かれるコースに参加するらしい。私もそれにノろうかなあと思ったが、どうもコース内容や教授陣にそそられない。

 

そして、先週、ふとメールボックスにきた案内を「ああまたかー」と流し読みしていたところ、「あ、結構これはいいんじゃない?」と思えるものがあった。コース内容はちょうどうちの大学が弱かったところをカバーしていて、期間も4週間、教授陣もおおぅ・・・という感じ。案内には、「Rolling admissionです。さっさと応募すべし」との記載が。これは、要約すれば、「早いほど有利」ということで、欧米の大学や大学院でよく見られる採用手法だ。

 

前回のチャレンジで学んだことは二つ。

    ①募集のOpen後、長くほっときすぎた。

    ②ニッポンの役所出身!という神通力は切れた。

 

行きたいと思ったが吉日。その場でチャレンジあるのみ!履歴書も、大学での業績がもう少し伝わるようにマイナーチェンジ。役所を卒業して既に1年弱、少しこっちに来てからの業績らしきものをプラスした。さらに、「既に採点されたエッセイを提出すること。(教官のコメント付き)」という要件もあり、これも、一通しか求められていなかったが、迷った末、Excellentを取ったものに加え、Very Goodのものを出すことにした。成績はやや劣るが、教官のコメントが温かく、丁寧だったので、これならマイナスにはなるまいと判断。

 

海外で初めて推薦状を書いてもらう

そして、今回、渡英後はじめてのチャレンジになったのが、先生に推薦状を依頼すること。こう言ってはなんだが、サマースクールごときで推薦状が必要になるとは思わなかった・・・。

 

誰にするか迷ったが、セメスター1で一番成績もよく、自分の興味にもマッチしていた授業のR教授にお願いすることにした。R先生とは、ちょっとしたことでも気軽にメールさせてもらっているので、今回もメールで連絡したところ、あっさり「いいわよ!このコースから得られるベネフィットと、あなたが貢献できること、を材料として送ってちょうだい」とOKしてもらえた。

 

週末までにアイデア送ります、と言ったのに、課題の締切が金曜にあり、その晩から息子が39度台の高熱にうなされるという悲惨な週末になってしまい、やっと教授にアイデアを送ったのは今日の正午になってしまった。しかし、いつも感服するが、R教授の仕事能力はマジで高い。到底あのイギリス人と同じ人種なのだろうかと思うほど早い。しかも丁寧。さすがに若くして女性で教授になるだけのことはあるよなあと思う。正午に送ったのに、なんと夕方の4時には書き終えたものを返信してくれた。

モノの本(アメリカ製)には、「アメリカやイギリスの先生にお願いして、1ヶ月経っても教授から返信がなければ、忘れられているので催促しましょう♪」とか平気で書いてあるのに(欧米アルアルですね。たぶん。)。

 

嬉しかった4分間。

前にもちょっと書いたが、年が明けてからどうもぱっとしなかった。なんでなのかはよくわからないし、最低限やることはやるけど、いまいち毎日ぱっとしなかった。燃え尽き症候群みたいなものだったかもしれない。

 

でも、グラスゴー7もとい9の新年会があったり、カーリングに連れていってもらったり、エジンバラで日本人の先生とお会いしたりと、授業外では少しずつ壁が破れ始めていたのは感じていた。

 

そして嬉しかったのが、今日、授業でというか留学生活の本筋で壁が破れたのを感じた。

 

ざっと、4分くらいの出来事だった。

 

授業中に、iPadにメールを受信したのをみると、R教授から。内容はくだんの推薦状だった。中身を読むと、(あの速さなのに)丁寧に書いてくださった内容に心が温まった。誠実な文章のなかに、授業での貢献や、これまでの経験のことなどを嫌味なく盛り込んでくださっていて、かつ、私が提出したエッセイの概要、良かった点などもしっかり書いてくださっていた。

 

そして、そのメールにじんわりしながら、お礼の返信を書き始めたとき、パキスタン軍出身のハッサンと、ドイツ外務省を経てマスコミにいったポールが激しい議論になっていた。どうも災害時の軍隊と民間の役割について白熱しているらしく、「災害対応は軍の仕事じゃー!!」というハッサンと、「実際に人を守るのは民間の技術の方が優秀だー!!」というマイペースなポールのデッドヒート。ちなみにここでいう災害は地震のことだったらしい。まあ、そこまではよかったのだが・・・。

 

「よーし!そこまで言うなら、リックに意見聴こうじゃないか!彼は災害は専門家だもん!」(by ポール)

 

 

・・・。

 

 

はあ? いまリックって言った?

 

 

R教授に返信を打つのに夢中で、あんまり議論を聞いてなかった。担当のE先生も何やらうなづきながら、「うん。日本は地震大国だし、リックは災害への対応経験もあるしね。どう思う?」とボールを私にパス。(ちなみに私は災害自体の専門家ではない。)

 

議論を聞いてなかった私は、

 

「え? for what?」

 

え?なにが?って日本語で言えばバレなかったのに、直前まで英語でメールを打っていたので、うかつにも「え?」以外は英語になってしまった。

「for whatじゃねー!笑」「授業に参加しろー!笑」という爆笑とヤジに包まれ、散々な目にあった。

 

授業に参加していなかったことはバレてしまったが(ちゃんと意見を述べて名誉は挽回した)、私が嬉しかったのは、みんな結構ちゃんと自分のこと見てくれてるんだなあ、と感じたことだった。R教授の推薦状にも、「彼は危機対応時の軍の役割に加えて、社会的弱者をどう守るか、民生支援でどうアプローチするかということについては深い知見を持っている」と書いてくださったし、授業でのみんなの反応も、一応、そういうことを期待していた感じだった。

 

自分なりに、授業はもちろん、飲み会などでもそういうところを押してきたというか、セルフ・ブランディングしている意識はあったものの、とにもかくにも英語が下手くそなので、どうもうまく伝わってないんじゃないかと思っていた。授業が終わってからクラスメートを捕まえて、「ねえねえ、おれの発言って何言ってるか分かる?ちゃんと英語話せてる?」と聞いて笑われたこともある。

 

先生たちはいい先生だし、クラスメートにも恵まれていると思うが、今日はやっと、プロフェッショナルとして周りから評価してもらえた気がして、嬉しかった。

壁、ガラガラガラーっと崩れた音が聞こえた、気がする。

 

はあ、あとはサマースクール受かるといいなあ。

逆風はもうしばらくいいから、順風吹け!いや、吹いてください!

 

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): Glencoe

めおとのグルメ。 グラスゴーの美味しいお店。 〜隠れ家的なバーカフェで、目に見えない煙にいぶされる〜

 

こんにちは、リックです。

せっかく朝早くから図書館に来たのに、強烈な眠気に襲われています。

昨夜、夕げの席で暴れ回る息子を怒ったところ、息子にもっと怒られた後遺症かもしれません。最近、自我が芽生えてきた息子は、ママを無視し、応援のパパが現れると「パパ!ノー!」と叫び、ベトナム反戦運動ばりの抵抗活動を示します。はあ。

 

勧められていたお店へ

 

このコーナー、なんのかんのですっかり更新してなかったが、ほぼ毎週どこかしらへは出かけているので、行ったお店の件数だけはたまってきた。しかし、東京でもどこでも、美味しいお店を見つけるのはなかなか難しい。

 

今回ご紹介するお店は、英国に滞在経験がある大先輩から教わったスコットランドのお店。シティセンターの、ちょっと東の方にある閑静な隠れ家的エリアにあるバーカフェだ。

Cafe Gandolfi - Cafe Gandolfi Restaurant Glasgow, Scotland

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ここの、スモークド・・・ナントカ、というのをウイスキーと食べると絶品だよ、と教えられていたので、是非とも一度行ってみたかった。ちなみにその大先輩は、すらりと背が高く、洒脱で、穏やかで知性的な、到底私がいたドメドメ官庁の役人とは思えないいでたちで、本当にカッコイイ先輩だった。そんな方がウイスキーを片手にそのスモークド・・・ナントカを食べている姿は、想像するだにセクシーではないか。残念ながら今回食べるのはリックだが・・・ま、いいや。

 

お店は、造りは少しアンティークだが、うまく外光が入るようになっていて、とてもお洒落。店員さんも感じがよかった。問題は・・・。

 

『た・高い・・・。』(by 私&妻)

 

そのスモークド・ナントカだけで16ポンド。ウイスキーも頼めばさらに高くなる。むう。いや、しかし、これを食べに来たのだ。よし、腹をくくろう!前菜・デザートは無視、スモークド・ナントカの一本勝負!

 

「そしたらこの、スモークド・・・スモークド・・・ナントカ・・・」(by 私)

 

「Smoked venison with gratin dauphinoise ですか?」 (by 店員さん)

 

「あ、そうそう、それでまん。ところでvenisonとは・・・?」(by 私)

 

「鹿肉のことですよ」 (by 店員さん)

 

鹿!!

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ときどきハイランドで見かける、こういうやつか。

うおお。すごい。スコットランド。

 

妻は「ジビエはあんまり好きでない」ということで、スモークドサーモンを無難にチョイス。ちなみにお値段もスモーク・ド・鹿よりは無難だ。

 

「あのう・・・友人から、ウイスキーと合わせるといい、と聞いたんですけど」 (by 私)

 

「そうですね!いわゆるアイラ系のスコッチと合わせると最高ですよ。お好みはありますか?」と聞かれ、好きなのはタリスカーだけど、アイラ系ではないなあ、カリラ、とかどうですか?とぶつぶつ相談したところ、ラフロイグを勧められた。

 

「ラフロイグってあの・・・煙いやつ・・・?」と聞いたら、煙同士で相性がいいのだとか。本当か?

 

もはや家計に直撃だが、この際腹を括るしかない。幸いなことに、我が家の財務大臣は普段の倹約令はハンパでないどケチぶり・・・もとい健全財政を旨としているが、こういう「何事も経験」みたいな話にはいたっておおらかだ。

 

口内キャンプファイアー

楽しみにすること10分ほど。スモーク・ド・鹿はやってきた。燻製されたスライスの肉で、見た目は薄切り牛タン、という感じ。付け合わせは小皿のグラタンで、煙い味を吸収して引き立てる意図とみた。グラタンはまあ、普通に美味しい。

          f:id:MScGS:20170213224127p:plain

 

鹿の方は・・・。うーん・・・。

 

「なんかレポートしてよ。肉汁がぁ♡、とかないんですか。」 (by 妻)

 

いや、明らかに一滴も肉汁はないだろ。ウイスキーをぐい。ん?

 

むはあ!!

 

すごい。口の中でキャンプファイアーでも始まったかのようなモクモクぶりだ。燻製された鹿の肉の風味と、ラフロイグの煙い感じが混ざり、なんとも言えないモクモク感が口の中で体現される。むう。なんというか確かに、美味しい。どう形容していいかわからないが、ジビエ的な臭みもなく、ウイスキーでお肉がぐいぐい引き立つ感じだ。

 

もちろん実際には煙は出ていないが、口のなかは煙が充満している。うーん、未体験ゾーン。

 

腹減った。

 

「しかし・・・」 (by 私)

 

『なんかひもじいな』 (by 私&妻)

 

身も蓋もないが、このお店は経済的に余裕のある人が何皿も頼んで、ウイスキーやワインと楽しむお店なのだと思った。妻が頼んだスモークド・サーモンは、スモークドされた鮭の切り身(スコットランドではスーパーでも売ってます)かと思いきや、日本でもおなじみの「あのスモークサーモン」だけがメイン相応の量で出てきたし、私の鹿も、一品で終えるにはちょっと寂しい。この週一回のめおとのグルメ企画では(食べにいくばかりでレポートしてないけど)、安い・うまい・たくさん がモットーだけに、このお店は番外編だったかもしれない。

 

『じゃあまあ、帰ってそうめんでも食べるか。』

 

お洒落で美味しいお店で稀な食体験をしたのに、どうも寂しいある日の午後になったのであった・・・。

 

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Photo by Rick: the Banqueting Hall and Duke and Duchess Apartments, Chatelherault Country Park

IELTS 対策編 -Writing & Speaking-

 

 

こんばんは。(日本はおはようございますですね)

リックです。

 

さて、予告どおり今日はWriting と Speaking対策について。

 

・・・とはいえ。

身も蓋もない言い方だが、実はこれは人にアドバイスできるほどスコアがよくなかった。今でこそ、さすがにクラスではたくさん発言するし、飲み会でもまあ会話はなんとかできるし、知らないひととしゃべるためにパブに行ったりもする。エッセイも幸いなことに良い点をもらっている。ので、さすがに留学前よりは上達しているんだと思う。

 

が、IELTSのSpeakingとWritingのスコアは我ながらひどかった。総じて日本人が苦労するのもこの2科目らしい。

 

そういうわけで、ListeningやReadingに比べると、偉そうにアドバイスできるほどスコアは高くなかったけれど、高くなかったからこそ調べたことをここに書いて、誰かの役に立てれば、幸いだ。。。

 

例によって日々やること

まあ、練習は毎日できればいいことはいいが、もしlisteningやreadingが伸びていなければそちらを優先でいいと思う。・・・よくはないが、仕方ないと思う。ただ、ついでで毎日できることは、こちら。

 

 語彙の増強(Writing)。ただし、ここでいう語彙とは、新しい単語というよりは、「必要なことば」の増強、を意味する。具体的には、例えばtask1なら、グラフの上がり具合下がり具合、そのスピード感などを示す動詞(e.g. increase)、副詞(e.g. rapidly)、形容詞 (e.g. sharp) とかをパターン別にいろんなものを使えるようにしておくといいと思う。ここで書いた例は簡単な例だが、問題集(最後の「参考」のところで紹介します。)とかではそういうのを整理してくれているのもあるので、丸覚えしてしまうのが吉。

task2も、task1ほど単純じゃないが、「このエッセイではこんなこと言います」というお決まり文も、...and this essay will conclude/ sum up/ demonstrate/ reveal/ examine that...などなど、問の型によって望ましい動詞は変わったりするので、使い分けられるとスコアは伸びる、はず。

 

 次が、言い回しの研究(Speaking)。これ知ってると、スコアにつながる、みたいな言い回しがあるので、speakingの問題集(これも「参考」で紹介します)とかを眺めて、丸覚えしてなるべく使えるようにしておくと、だいぶ当日が楽だと思います。

 

何度も書いて恐縮なんですが、「試験の勉強であって、英語の勉強ではない」ので、語彙も言い回しも、試験で使うものだけ研究すれば今はOKです。切羽詰まってないひとは、しっかり勉強したらいいと思いますが。

 

試験準備(Writing)

たぶん大事なことは3つで、①時間管理、②プランニング、③ミスを減らす、をちゃんとできるかどうかで、スコア6−6.5は間に合うと思う。③は日々の訓練と当日の見直しにかかってるので、ここでは①と②について説明したい。

 

 ①時間管理:だいたい、Writingで悲惨なのは時間と言っていいと思う。task1であわあわし、task2でもっとあわあわしているうちに、無慈悲に時間終了。。。というパターン。こういうことにならないようにするためには、練習あるのみで、オススメは、一度、プランニング→introduction→body1→body2→conclusionで、それぞれ自分が何分ずつ使っているのか、測ってみるといいと思う。時間が足りない、という人は必ずどこかで時間を無駄に使っているはずだ。

 私の場合は、どうもintroduction、特にtask1のintroductionがうまく書けず、うなっているうちに結構時間を使っていた。時間を計測して客観的にそのマズさに気づいたので、しばらくはintroductionだけ数十秒で書く練習を繰り返したら、全体も改善した。毎回、task1も2も全部練習すると、毎回1h必要になってしまうので、不得意なパートを見つけて、そこだけ時間が縮むように練習した方が効率的だ。英語の勉強じゃないので。

 

 ②プランニング:task1も2も、問題には型があって、それに対応する型で答えると、それだけでだいたいスコアは取れるらしい。逆に、「比較してね」みたいな問題なのに「私は○○の考えの方に賛成です」みたいな答えを書くと、大抵は大減点。パターンについても、問題集がいろいろ出てるので、それを使って型を丸覚えしてしまうのが一番と思う。練習のときも、「あ、これは○○型だ」だから「○○型のストラクチャーで行こう」とできるようになるように練習するのが理想らしい。(・・・できなかった。涙)

 

あ、そうだ。すごいどうでもいいことかもしれないが、意外に大事なのが鉛筆。ケチらずに綺麗に削ったものを8〜10本くらい持っていくと、当日、削る時間はいらないし、綺麗に書けるのでオススメ。冗談みたいな話だが、私は最初、鉛筆を増やしたらスコアもちょっとだけ上がった。※UKVIでは自分の鉛筆は持ち込めなかったと思います。

 

試験準備と当日対応(Speaking)

①task1とtask3:自分でできることはあまりないが、一番いいのは、スマホの録音アプリなどを使って、録音すること。自宅で一人でやってるとやや変態的だが、結局これが一番、話すのは上手になる気がする。自分で聞き直すとミスも見つかるし、変なくせも見つけられると思う。理想的には、個人レッスンで先生と一緒に聞き直したり、私のように英語の上手な鬼教官・・・じゃなくて、 素敵なパートナーがいる方は、練習に付き合ってもらったらなおいいと思う。でも、スコア6とか6.5の世界なら、セルフrecording練習でもだいぶ変わる気がする。

なお、task1と3、同じようなものと思うなと、SI-UKで受けていたレッスンで指摘されました。3の方が複雑なこと、例えば「昔はこうだったけど今はこう」とか「こういう意見もあるが、私はこうこうこうだからこう思う。」とか「仮に○○ならば、実際にはこうなるんじゃないか」みたいなことが求められているらしく、比較や仮定法をミスなく使えることが求められるらしい。

 

私はよく、話しているうちにどんどん複雑なことを言おうとし、長くなり、最後は「相手が何言ってるかわからないが、自分が言っていることはもっとよく分からない」という悲しい状態になっていたので、慣れてない人は、とりあえずシンプルな文をいくつか組み合わせて話す練習をするといいらしい。

 

② task2: 唯一準備しやすいのが、task2。上と同じく、SI-UKのレッスンである先生に教えてもらったtipsで一番よかったのは、メモを書くときは「why」だけに絞れ、というものだった。彼曰く「だって、例えばお父さんとの思い出の話だとして、お父さんの情報とか、どこで何したなんて、わざわざメモらなくてもわかるでしょ」と言われた。・・・確かにそうだ!と思い、それからはwhyのとこだけ整理するようにしたら、task2は練習も本番も、超・楽になった。お試しください。

もうひとつ、task2は2分で話すことが求められるが、「why以外のパートで1分」、「whyパートで1分」と練習するといいらしい。本当かどうかはちょっとわからないが、個人的には、確かにこれで練習すると、自分のなかでの時間感覚は正確担った気がする。

 

③どうしようもないときに・・・リスコア。speakingに限らないが、IELTSにはリスコア(再採点申請)が認められている。1万円近く取られるが、修正されれば、無料となる。ただ、上がるとは限らないので、注意は必要だ(確か、下がることはなかったような・・・?)。何回か受けたひとは経験したかもしれないが、IELTSのスピーキングは、明らかに変な試験官が混ざっていることがある気がする。

 

ブリカンのHPのビデオでは、「ブリカンの試験官は落とすことが目的でなく、なるべく実力を引き出す努力をするので、安心してね」みたいなのを見かけたのだが、試験官によってはそんなことないよね、と何回か思ったことがある。私の場合、明らかに変な試験官にあたり、散々ツメられた挙句、スコアが5.0だったことがあり、いくら何でもそんなにひどくないわ!とリスコアしてみたところ、6.0になった。・・・それだって自慢できるスコアではないが、ここのポイントはそこではない。

 

必ずしも認められるわけでなく、お金も必要になる(かもしれない)ので、オススメはしないが、こういうこともあるので、どうしても納得できないときはリスコアしてみてもいいかもしれない。注意点はお金とスコアのほか、結果発表後、割とすぐ申請期限がくるのと、結果が返ってくるのが遅いこと。

 

参考

最後に、上で言及した問題集などで、オススメはこちら。全部英語ですが、慣れればそんなに辛くないです。日本語のより質もいいし。

 

    ・コリンズSpeaking:SI-UKで勧められた。勧められるだけあって、いろいろな分野にまたがっていてよかった。

 ・Writing for IELTS : これもSI-UK。型や必要な動詞、副詞なども整理されていて、わかりやすい。あと、手っ取り早い。

 ・バンド7: これは、前にご紹介した対策ブログの方がwriting用にオススメしていたが、好みが分かれると思う。私は最初これに頼っていたが、↑Writing for IELTSの方が、いいような気もする。

 

あと、writingに関して、利用してよかった添削サービスはこちら(UK-Plus)。全く安くはないが、問題のすべての型について解説したサンプルエッセイをもらえるので、結構よかった。

 

 

一応、今回で、IELTS対策編は終わりですが、また何か思い出したりしたら、追記しようと思います。IELTSはブログなどでも書いているひとはたくさんいるので、別に私がここで書いたところで、役に立たないかもしれませんが、一つか二つ、読者の方に何か新しい発見があれば幸いです。

 

また、IELTSに限りませんが、ご質問があれば、ブログ右上の「お問い合わせ」アドレスにメールいただければと思います。

IELTS 対策編 -Reading-

 

こんにちは、リックです。

課題、プレゼン、グループリサーチ、修士論文 etcが一度に来てしまい、ちょっとばたばたしています。だからというわけでもないのですが、今日は必要最小限のことだけ書いています。

 

さて、リーディング。

 

最初に伸びる(はず)の科目

本当かどうかは知らないが、日本人はIELTSの科目順にスコアが伸びるらしい。つまり、リスニングから伸び始めて、最後まで悩むのがスピーキング。

 

私の場合は、確かに最後のスコアはリスニングが最高点だったが、早く上がり始めたのと、安定してくれたのはリーディングだった。個人的な感覚では、語彙力が上がって、解き方が体に馴染むと、7〜7.5くらいなら安定してスコアが出やすいと思う。私にとっては、稼ぎ頭だった。この点、必ずしも英語力が上がっていなくても、スコアが伸びる科目でもある気がする(参考:テストであって英語の勉強ではない!!)。

 

というわけで、前回まで同様、リーディングで毎日やった方がいいのはこちら。

 

  ・例によって語彙。語彙については、IELTS編の初回でご紹介したので、そちら(上のリンクと同じ)をご覧ください。個人的なおすすめ単語帳はこちらの二つ。

           >キクタンtoefl (最初、私のスコアを0.5〜1.0くらい伸ばしてくれた単語帳。)

           >IELTS 3500 (著者の内宮先生には某予備校で英語を教わったことがあるのですが、授業は厳しいが、内容は最高でした。私も最後この単語帳だけ回してました、信頼できる単語帳だと思います。)

 

  ・何かしら、記事を読む。イギリス媒体なので、iPhoneやiPadのアプリでBBCかGardianがおすすめです。タダで、面白いです。ポイントは1日1記事で十分なので読む事、全体をさっと掴むつもりで読む事、IELTSリーディングで出そうなものを選ぶこと(スポーツとか芸能、外交問題は出にくいですよね。たぶん。)、あと、iPhoneは’範囲選択’で辞書機能がついてるので、強がらずに何度でもびしばし使い、全体像の意味を掴むといいと思います(わからないままにするより、何度も辞書みた方がいいと思います。「またその単語調べてるの?」なんていう人は普通、ストーカーでない限り隣にいません。)。

 

  ・可能なら1日1問解く。公式過去問題集から、可能なら1日1問解くといいと思います。3問セットという意味ではなく、3問のうちの1問で十分です。注意すべきは時間を15〜20分に設定して、実戦同様に戦術を考えながら解くこと(↓戦術は下に書きます;特に、時間内にうまく終えることを意識するとスコアは良くなるはずです。)。

 

実戦でつかえる(はず)のTips

実戦で役立つであろうヒントはこちら。そのまま使ってもらっても構いませんが、まあ、好みがあると思うので、自分なりの戦術を組み立てるのが一番です。多少そのお役に立てば幸いです。

 

 ① 問1〜3をぱぱっと眺め、解く問の順番を決める。普通は問1が一番簡単で、問3が一番難しいはずですが、ざっと見て、例えばビジネス系が得意なのに問3に起業の話、自然系が苦手なのに問1に南極の話とかが来ていたら、順番変えるのもありですよね。※ただし、5秒以上使わない!

 

 ② 解く問を決めたら、その中で解く順番を決める。例えば、段落の要約文を当てはめたりするheading問題は、先に問いた方がいいという人と、後の方がいいという人がいます。個人的には、全部読んでないから問題解かないと落ち着かないひとは、読みながらheadingを一つずつ当てはめる、逆に、(私のおすすめですが)下記のように1問ずつ問題文から答えを探す方式の人は、最後にheadingの方が早いと思います。summary問題も、私の感覚では最後に解く、ですが、逆の方がいいという人もいるらしいです。

 ここでのポイントは、①もそうなんですが、「必ずしも順番どおりに解く必要はない」ということです。行けそうなやつから行けそうな順に解く方が、スコアは伸びるはず、です。とにかく読み始めて「この文わかんないよーうーんうーん」みたいなのが一番最悪です。

 

 ③ 解く順番を決めたら、本文は1文字も読まず、Y/N/NG, T/F/NGを一問ずつ、必要に応じて本文に戻って答えの箇所を探す。IELTSはだいたい、本文の流れの順に問も構成されていることが多いため(※たまにそうでないときもあるので、違うなと思ったら順番通りでなくても焦らないこと)。この方法だと、最後まで解き終わったあたりでだいたい本文の流れはわかるため、heading問題も解きやすい。

 

 ④ 15分:20分:25分の法則。①に書いた事と関連するのですが、問1を15分で解き、問3は25分かける、というのがセオリーと言っている試験指導をよく見かけました。そのとおりには行きませんが、それを意識して、わからなかったら、どんどん次に行く方がいいと思います。 IELTSリーディングでは、「ほぼ誰もわからない問題」があったり、本文の後の方にいくと意味がわかってくる現象なるものがあるらしいので、「あー、わからない(答えが見つからない)」ときは、どんどん先に行き、他の問題の時間を食ってしまう前に、次の問題へと進んで行くのが吉です。

 

 ⑤ 標準偏差の存在を忘れずに。これも前回書いたので、そちらをご参考ください(上のリンクと同じです)。

 

その他

このIELTS 対策編で何回か触れている「公式過去問題集」とは、こちらのことです(ものの本によれば、なるべく新しいものから古いものへやっていく方がいいそうです(11とか10とか9とか、番号が振られています。))。高いですが、日本語の参考書より、こっちで練習した方がいい気がします。

 

次回は、スピーキングとライティング。

それが終わったらグラスゴー生活に話題は戻ります。

 

私は自分の研究に戻ります・・・。

 

IELTS 対策編 - 総論&Listening -

 

 

こんにちは。リックです。

予告したとおり、今日はIELTSのListening 対策を簡単にご紹介します。

 

一番大切な原則 -英語の勉強ではない-

 

何というか、前回書いたとおり、既に切羽詰まっている人、スコアを伸ばしたい多くの人にとっての悩みは、「どうしたら英語ってできるようになるんだろう?」だと思います。でもこれ、実は質問が間違っていて、「どうしたらスコアが取れるんだろう」です。質問が違うと、答えも違いますよね。

 

スコアが上がれば、もちろん英語力も上がりますが、その割合はたかが知れていて、ちょぴっとです。英語力自体は長い時間をかけて進歩していくものだからです。一方で、スコアだけに関心を絞ると、戦い方は変わるはずです。

 

日々やったことがいいこと

 

何はともあれ、毎日、少しでもいいのでやった方がいいことは2つです。一つはIELTSの語彙英語全般ではない!)の強化、もう一つは何かしら英語を聞くこと。

 

語彙の強化については、残念ながら面白くもなんともないですが、市販の単語帳を繰り返すしかありません。このとこ注意すべき点は二つです。

 ◯ 浮気しないこと:本屋に行くといろんな単語帳を売ってますが、基本的に「これだ!」と決めて使い始めたら単語帳は変えない方がいいです。一周して終わらず、一冊の本を何周も回した方が、結果としては語彙は増強されます。(私の友人の医師は、逆に1冊終わったら次の1冊へ、と長いローテーションを組んでましたが、この場合もふらふらせずに、まずは1冊終えて、次の1冊、また次の・・・と、1冊ずつ確実に仕留めると言っていました)

 

 ◯発音記号に注意すること:アクセント(強勢)の位置と、大雑把な発音は確認し、自分の認識している発音と違ったら、治すくせをつけると、リスニングとスピーキングは向上します。このとき注意することは、明らかにリスニングで出なさそうな難しい単語は、確認不要です。リーディングで出た時に「目とあたま」だけが単語を認識できればいいからです。これも、英語の勉強だと、ああ、全部・・・とか思いますが、IELTSの勉強なんで、リスニング&スピーキング、リーディングで必要な単語と、覚える内容(発音、スペルなど)はそれぞれ変わってくると思います。余裕がないひとはライティングの語彙訓練(難しい単語のスペリング)は後回しでもいいと思います。

 

次に、何かしら英語を聞く習慣。

 

いわゆる聞き流しでもやらないよりはいいんですが、可能なら10〜15分でいいので、机の前で聞くことをお勧めします。石川遼くんがCMに出てどう考えているのかは知りませんが、聞き流すよりは、メリハリつけて聞くクセ、全体を把握できるクセをつけた方がいいように思います。

 

具体的には、聞きながら、概要、特に5W1Hを意識してノートやメモに書き留める、を繰り返すのがいいと思います。その際、役に立つ(タダの)教材はこちら↓

  TED

       BBC World News

       NHKラジオ英会話

 

あと、私はテレビ見るのやめて、SHERLOCKを字幕なしで見てました。ホームズが何言ってるのかさっぱりだったけど。(今月買ったばかりのシーズン4では、結構聞き取れるようになって、ちょっと成長を感じました。)

 

巷ではディクテーションも勧められていて、効果もあるようですが、私は辛くて続きませんでした。ただ、やるならIELTSの公式過去問題集(それも最近のやつ)のListeningパートがお勧めです。これも、スコアに専念するならBBCでディクテーションする必要はないわけです。

 

でも、最優先は語彙です。IELTSでOA6に達せない人は、そもそもの基礎体力が足りてない可能性があります。細かくは文法とか戦術とかありますが、まずは語彙だと思います。

 

実戦で役立つヒント

 

あと、実戦で役に立つヒントをご紹介しておきます。

 ① 最初に解答欄を確認する、さっとキーワードに線を引く

 ② スペルは気にしない。カタカナでもいいもちろん、そのまま提出してはダメですよ!)。

 ③ 聴き漏らしても気にせず、次に行く。(未練は捨てましょう。元カノ(カレ)並みにあなたのプライドと未来(スコア)を傷つけます)

 ④ 最後のトランスファーの時間で、回答を見直し、②で記入したカタカナやスペルミスなどを潰す。わからなくて空欄の問題は、前後関係から適当に推測して、ダメ元でも埋める。聞き取れた気もするけど自信がないから空欄、というのはないようにする。

 

ところで、IELTSのリーディングとリスニングには 偏差処理 があるのをご存知でしょうか。

問題の難易度が高くて正答者が少ないと、正解数が低くても、スコアは高めに、正解数が多いと、スコアはもっと高めになります。ちなみに難易度が低いと、その逆の現象がおきます。これは、何回かある試験のスコア水準をならすためだと思われます。

・・・なので、「あ〜、難しかったから今日はダメだあ、おしまいだあ」みたいなことは必ずしもありません。思ってるよりはスコアが高いかもしれないので、諦めずに次のパートもベストを尽くしましょう。ここで精神が崩れると、本当に全体のスコアが崩壊します。

 

私が8.0を取れたのは・・・。

 

ちなみに、私のListening最高点は8.0ですが、これは偶然と上記の偏差処理のタマモノだった。一応、最後は6.5とか7くらいの実力はあったと思うんですが・・・。

 

前日、私はああ、明日もIELTSか、ああいやだいやだ、とトイレにこもって現実逃避に「宇宙兄弟」を読みふけっていました。私は落ち込むとこの「宇宙兄弟」で元気を回復します。

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「俺の敵は、だいたい俺です」:(C) 小山宙哉さん,「宇宙兄弟」(モーニングコミックス),講談社, p.172

 

そしたらなんと、翌日のListeningではNASAの宇宙開発の話が・・・。探査船オリオンや有人小惑星探査など、スーパーマニアックな内容だったため、おそらく多くの受験生が撃沈し、「聞く前から答えを知っていた」リックだけがほぼ全問正解で、かつ偏差処理もあいまって、8.0という数字がでたのであった・・・。

 

・・・え?偶然じゃねーかって?

 

まあ、そうなんですけど、ブリカンは公式ページでも、「幅広い知識に触れておくと、テストでは役立つでしょう」と紹介してます(すいません、英語のビデオだったと思うんですが、場所を失念したのでリンク貼れません)。

 

特に、宇宙や環境保護などの「自然科学」や「社会科学」「歴史・民族」はリスニングとリーディングで好んで出題されるので、気分転換にナショナルジオグラフィックのHP、英語ならなおよし、を見たりすると、どこかでスコアにつながる・・・かもしれません。

 

というわけで、今日はここまで。

自分の研究計画に戻ります!

 

 

その他、参考になるURLです。↓

 

(リスニング)

TED

Futurelearn (切羽詰まってないなら、おすすめ)

 

(IELTS 全般)

IELTS Simon (英語)

IELTS 独学サイト(めちゃお世話になった)

 

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Photo by Rick: Chatelherault Country Park

英国大学院留学に必須。IELTS対策編 - 総論・・・に入る前に。 -

こんにちはリックです。

スコットランドもちょっと陽が伸びてきました。夕方5時でもまだちょっと明るい。

(冬は3時過ぎくらいには暗くなり始めるので・・・)

 

さて、前回予告したとおり、いくつか相談をいただいたこともあり、今回からIELTS対策について書こうと思います。・・・まあ、私が書く事なので、真面目な事も書きつつ、バカなことも書きますので、その辺はご容赦ください。

 

苦しかったIELTS

さて、留学準備にあたって、多くのひとが辛い思いをするのが、Camblidge IELTSテストだと思う。要するにTOEFLのイギリス版であり、どんなにモチベーションが高かろうが、推薦状や経歴が素晴らしかろうが、このスコアが出ないと基本的に留学はできない。

ある程度名前の通った大学でオーバーオール6.0-6.5 (サブスコア 5.5-6.0)、グラスゴーやブリストルなど、そこそこの名門大になると、オーバーオール6.5 (サブスコア6.0以上)が標準になる。LSEやUCL、エジンバラ大などのトップスクール群になると、7.0のサブ6.5、ケンブリッジやオックスフォードなどの超名門校は7.5のサブ7.0が相場。ちょっと足りなくても「条件付き合格(Conditional Offer)」をもらい、プリセッショナルコースに行く事で入学できることもあるが、心の安定のためにも、早めにスコアを得ておいて損はない。ていうか、早く出した方がいい。

 

だいたい、みんな辛い思いをするようで、先日のグラスゴー9新年会でも、「何回受けたか」は結構話題になっていた。回数は少ないひとから多いひとまで、まちまちだったが、「2度と受けたくない!」というのが共通の感想だったと思う。

 

理想のスケジュール感

この「IELTS編」を書こうと思った直接のきっかけは、役所時代の部下だった子からメールをもらったことだった。中央省庁には結構自治体の若手職員が派遣されていて、私も一時、自分の部下4人のうち3人とか、5人のうち4人が都庁や市役所からの派遣職員だったこともある(余談だが、彼らは「研修生」と呼ばれ、でも実態は貴重な戦力として強制労働に就いていただいている。・・・部隊の9割が外部の人間で占められてるのに、「研修」で済むわけないですもんね。)。そういうわけで当然ながら、北は北海道、南は沖縄まで、その自治体のスーパーエースが送られてくる。

 

上に書いた彼女もそんな一人なのだが、さすがはスーパーエース、既に中堅校1校と名門校1校からオファーをもらったらしい。しかし・・・。

 

「か・係長・・・(※)。あ・IELTSがやばくて、プリセッショナルも怪しいかもしれません・・・。」

※彼女の上司だった当時、リックは彼女の係長でした。

 

・・・おい、スーパーエースよ。せっかく合格したのに、完全にかつての俺と同じ悩みを抱えているではないか。

 

そこで、(彼女には既にアドバイスしてしまったのですが、)ブログにも今、IELTSがやばくて悩んでいる方のために、今日から始められる改善法を書きたいと思う。ただし、残念ながら特効薬は、ない。地味なことを毎日やるのが一番確実だ。

 

まず、一番大事なのが試験を受ける以前に、スケジュール感。基本的にOA 6.5レベルが必要なひとで、プリセッショナルコース(以下PC)に行って、コンディショナルからアンコンディショナルにする場合、大体は6月中旬から2ヶ月くらいPCに通うのが相場かと思う(※1)

※1 大学によって異なるので、必ずスケジュールは早めにご自身で確認してください。

 

かつ、大抵はPCに行くためには、通常のIELTSでなく、IELTS−UKVIという、内容はほぼ同じのに値段だけやたら高いという利用者的にはムカつく試験を受ける必要がある(※2)。回数も限られているのと、PCに行くためのスコアが出た時点で、大学からCAS(キャス、もしくはカースと読むそうです。)を発行してもらい、ビザ手続きに入るのが一般的だ。ビザは高額版の最速申請でも10日はかかるはずなので、逆算すると、大体4月までにはIELTS-UKVIを受け、5月アタマには成績表が手元にないと、厳しいかと思う。成績がちょっと足りない場合は、たぶん1ヶ月のコースとかもあると思うので、その場合、もう少し猶予があるかもしれない。いずれにしても、ここのスケジュール感は特に大事なので、今の時点でスコアに自信がない人は、まず、スケジュールを逆算してしっかり準備することをお勧めする。

※2 2016年3月時点ではそうでしたが、英国の入国管理制度はコロコロ変わるので、これも、必ずご自身で早めに確認し、スケジュールを立ててください

 

スケジュール感:リックの場合

私自身は、10月に受けたIELTSをリスコア(再採点)申請したところ、1月にアンコンディショナル水準に届いたため(OA 6.5, R 7.5, L 6.5, W 6, S 6)、PCはのんびり準備のために行けばいいやと思っていた。・・・が、ブリストル大からは、「アンコンなんでUKVIはいりませんよ」と言われた一方、グラスゴー大からは、「アンコンでもUKVIは別途受けてください」と言われてしまった。入管手続きに必要な書類がズレるのは役人出身の私としては違和感ムンムンなのだが、何度抗議してもダメなものはダメ。慌てて、4月の半ばにIELTS-UKVIを一発勝負で受けたところ、結果は・・・、

 

OA 6.5, R 7.5, L 8, W 5, S 6

 

・・・。優秀なんだかバカなんだかわからない判定となった。PCの入校基準はOA 6のサブスコア5.5だった気がするが、悩んだ末、大学に交渉したところ、「既にアンコンだし、W以外のスコアはいいので、特例でOKにします」ということになった。ただ、この交渉やらなんやらの上に、何度催促してもCASを発行してもらえず(※3)、結局ビザ申請は通常版では間に合わず、高額の最速版を利用した。

※3 半年以上いて今は慣れたが、イギリス人は本当に仕事しないので、日本人的感覚できっちり事務が処理されると思っているとひどい目にあいます。スケジュールは余裕を持って、そしてどうも遅いなと感じたらビシバシ催促した方がいいと思います。

 

まあ、そういうわけで、アンコンを持ってる人でも、全体のスケジュール感は年明けの今からは特に大切になるので、大学のHPやブリカン、英国入管のHPなどをしっかり確認しておくといいと思う。

 

苦しかったIELTS (再)

そういうわけで、IELTSはこの時期になってくると、それ自体も精神的にストレスだが、全体のスケジュールを圧迫するという意味でも辛い。私は当時、今はアメリカのミシガン大学に進んだかつての腹心の部下であり、今は親友となったNちゃんと、会うたびに誓い合った。

 

「係長、ボクがアメリカ大統領になったら、ETSを潰してTOEFLを廃止します(涙)!」

 

「Nちゃん、俺がイギリス首相になったら、ブリカンを潰してIELTSを廃止するぞ(涙)!」

 

残念ながらアメリカの大統領はトランプになったし、私がテレサ・メイに代わる日は来ないと思うが、今思い出しても、IELTS(or TOEFL)はそれくらい辛かった。全て自分(たち)の努力不足のせいだと言ってしまえばそれまでだが、勉強をサボってきた自分のせいだとわかっていても、スコアが伸びないのはブリカンのせいだと思いたかった

 

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そういうわけで今頑張ってるひと、悩んでいるひとに、これからの数回が少しでも何か足しになればと思います。最初に書いたとおり、特効薬はないので、どこまで役立つかわかりませんが・・・。

 

でもすいません、既に3000字になってしまったので今日はここまで。

 

今日はスケジュールの大切さと、誰にも等しく辛いから頑張って、ということをお伝えしました。次回からスコアアップ法を、総論→リスニング→リーディング→ライティング→スピーキングの順にアップします!

 

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): Necropolis

 

拡大!グラスゴー7(日本人会)の新年会。

 

ご無沙汰しています。リックです。

年明け早々スランプに陥ってしまい、論文を読んでいてもアタマに入ってこないわ、その割に授業の内容はディスカッション中心だわで、家に帰ったらぐったり、ついていくので精一杯な生活をしていました。 やっと、脱しつつあるのか、授業での発言量も増え、リサーチプロジェクトもいいメンバーに誘ってもらえることができ、好循環に持っていけそうです。

 

さて、それはともかく、以前ご紹介したグラスゴー7の第二回飲み会を行いました。

 

勢力拡大?

ある学内統計によると、中国人学生はうちの大学に1000~3000単位でいるらしい。それにムスリム系国出身者が続き、次いでインドネシアなどが100人前後、そしてニッポン人はなんと学部と合わせても40人くらいらしい。

 

「おお、生の日本人見るの初めて!」

 

とか、よく言われる。もっとも、私のクラスでは中国人もいないので、アジア人自体珍しく、最初は中国人とよく間違えられる。そして、いや、ニッポン人デス、と言うと上のようなリアクションに。。

 

もし上の日本人の数が本当だとすると、グラスゴー7って7人もいるのかあ、以外に割合高いじゃないか、と思っていた。まあ、いつもつるんでいるわけではなく、何となくフェイスブックのグループで情報交換をしたり、気が向いたメンバーで(かなりたまに)出かけるほかは、ほとんど学内で会って「ああ、お久しぶりです」みたいな雑談をするくらいの緩い関係だ。気軽で気楽、束縛し合わないいい関係だと思う。

 

というわけで、ずっと7人では顔を合わせる機会がなかったものの、久々に新年会で顔を合わせることに。さらに、今回はなんと、グラスゴー大学から分派独立したStrathcryde大学のMBA生のHさんと、この1月から博士課程にいらしたIさんも参加いただきました。

 

このブログを通じて知り合ったり、tomoさんのブログを通じて知り合ったり、なかなか輪が広がってきてうれしい限り。

メンバーも、数ある英国の大学から、わざわざグラスゴーを選んだだけあって、キャラが立っている人ばかり。みなさんプロフェッショナルなので、そこも尊敬できつつ、バックグラウンドもいろいろなので、話も面白い。

 

結局日本食レストランでごはんを食べるだけでは物足りず、近所のパブになだれ込んで、深夜まで宴は続いたのだった・・・。そして、市外に住んでいるEさんは、終電に向かって走る、というかなり日本っぽい終わり方をした。

 

余談: 日本食レストラン・ナナクサ

ところで、会場は、City Centreにある和食レストランNanakusaに。ここは女将さんのMさんが日本人で、とてもフレンドリー。味も、グラスゴーではここ以上の日本食は望むのは難しいかも。Mさんはエネルギッシュな方で、数か月に一度、地元向けにスシ・ワークショップも開いている。ナナクサレストランのスシも上手いが、正直彼女のスシは、超うまい。イギリスでタイやスズキの刺身が食べられるとは・・・。私はワークショップは課題があるので行けなかったが、妻子が参加させてもらったが、かなり盛況だったとか。

 

年末には、熊本地震の被災者支援も含めたチャリティーイベント、その名もSUSHI・NIGHTを開いていたらしいが、それも行列で大変だったらしい。

 

グラスゴーに留学したら、あるいは旅行で気が向いたら、ぜひ一度。

 

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ところで、ここ1か月ほど、個別に留学にかかる費用や、IELTSについての相談などをいただきました。なんとなく回答していて、ブログに書いてもいいかもしれないなあと思ったので、次回以降、少し書きたいと思います。

 

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): Glasgow Cathedral