Hi, there. Glasgow

Study in Scotland

迷友が帰っちゃった。〜クラスメートと寿司パーティー@グラスゴー大学〜

 

こんにちは。リックです。

スコットランドは梅雨のような季節になったのか、毎日微妙な雨模様です。

うっとおしい天気ですが、嬉しい知らせもありました。まずは、前にIELTSのくだりで取り上げた、役所時代の元部下のIさん(参考記事・IELTS対策編)。無事にスコアをクリアし、夏からウォリック大学へ行かれるとのこと。ああ、よかった。かなり忙しかったみたいですが、やっぱりIELTSは最後は根性でなんとかなる、という私の思い込みを強くしてくれました。笑 もうお一方、このブログの読者でもあるHさんがグラスゴー・カレドニアン大学にいらっしゃるとのこと。お二人とも、おめでとうございます。よかったよかった。

 

さて、来る者あれば去りゆく者あり。ついに私の一番の迷友が帰ってしまいました。

 

迷友、行く。

 

・・・と書くと、朝のワイドショーのテロップの「名優、逝く」みたいだが、別に死んだわけではない。このブログでも何度か取り上げ、一部に熱狂的な?ファンがいる私の親友・・・というとためらわれるけど、まあ親友でクラスメートで、ドイツ連邦軍の士官でもあるジュリアンがドイツに帰ってしまった。(参考記事・最高の迷友クレイジーキャンピング etc...)

 

私のクラスには、ドイツ軍からの派遣士官が何人かおり、ハンブルグの国防大学の修士課程から、交換留学で来ている。グラスゴー大の修士論文と、ハンブルグの修士論文を同時に2本出さなければならないため、結構この夏は大変らしく、長くグラスゴーにとどまってられないらしい。(他のメンバーはともかく、ジュリアンが真面目に勉強するのかは謎だが。)

 

ジュリアンは長身で金髪、軍人らしからぬさわやかな見た目とフレンドリーさで何かと仲良くしてくれたクラスメートで、何かと言えば呑みに行っていたため、すっかり私の妻からは悪友認定されていた。ちょっとぶっ飛んでいるところもあるし、他の士官と比べると不真面目さ全開だが、人懐こく、どうにも憎めない男だった。ふと思い返してみると、クラス会で最初にしゃべったクラスメートでもあり、一緒にキャンプに行き、しかも私と誕生日まで一緒だった。

 

彼もちょっと寂しかったのか、会うたびに「それで、ハンブルグにはいつ遊びにくる?」「カミさんはちゃんと許可出してくれるんだろうな?」「帰国する前に呑みに行こう!」。・・・かわいい奴だなあ、お前。そう思った私は、妻と相談し、最後にお別れ会を兼ねて寿司パーティーを開くことに。

 

怒涛の寿司パーティーと、嬉しいプレゼント。

 

ちょうど前の週に日本人学生のみで寿司パーティーを開き、かなり大変だったため、今回は万全の計画で臨み、招待する人数も減らそう!と話していたのだが、私が何の気なくクラスに打診したところ、なんと30数人いるクラスの半分以上が参加することになってしまい、当日、私と妻はほとんど何も食べれず、私たちの家族フラットはまさしく寿司詰め状態になってしまった。

後で妻からシバかれたのは、言うまでもない。

 

パーティー自体は、ある方のご親切で新鮮な魚が手に入ったこと、から揚げがバカ受けしたこと、パートタイム学生のオランダ人夫婦が小さいお子さん連れで来てくれたことなどもあり、大いに盛り上がった。国籍でいうと、ドイツ、オランダ、イギリス(スコットランド含む)、インドネシア、ノルウェー、スロバキア、ロシア、アメリカ・・・とスーパー・インターナショナル。ジュリアンと他のドイツ軍人たちのお別れ会だったが、楽しく雑談し、息子の相手も交代で見てくれ、改めていいクラスメートたちに恵まれた一年だったと思った。

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誰が食べるか、肝試しのような扱いで盛り上がった納豆軍艦。食べた人は結構美味しいと言っていた。

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麵以外は全て手作りのリック作ラーメン。18杯提供し、もはやラーメン屋か。

 

そして・・・。

ごほん、と咳払いして立ち上がったあの男。

 

「えー、ここで一言、私からリックの奥さんY、そしてその息子、われらがMくんに、一同を代表してお礼を申し上げたいと思います」 (byジュリアン)

 

「私はご承知のとおり、ドイツ人であり、冗談が苦手であります。かつ、スピーチはくどくどと長めですが、ご辛抱いただきたいと思います」

 

いつも冗談しか言ってねーじゃん、つーか早くしろ!というクラスメートたちの突っ込みをもろともせず、ジュリアンのスピーチは続く。

 

「今日は、奥さんのYさんが一日中、厨房に立ち、Mくんがニコニコしてくれているおかげで、この会が成立したのであります。リックがしたことと言えば、我々が到着したのを見計らって、さもさも寿司を握ったかのようなアピールをしていたに過ぎません」

 

げ。バレてる。

 

「しかもMくんは先週誕生日だったのだとか!・・・というわけで、今日はお二人に、私たちドイツ軍チームから感謝を込めて、プレゼントを差し上げたいと思います。Yさん、Mくんありがとう。・・・リック、お前にはないぞ。」

 

あ、そう。

結構な拍手のなか、ドイツの伝統お菓子マジパンが妻に、車のおもちゃが息子に贈呈される。つーか、マジで俺にはないのかよ。

 

私も他のクラスメートも若干本気で、何もないのだと思ったそのとき、ジュリアンの感動スピーチは続いた。

 

「・・・と、言うわけにも行かないよなあ。笑 これ、ずっとお前が欲しがってたパイプ。俺たちが持ってるのとお揃いのデザインだから。リック、今日まで本当にありがとう。」

 

と言って、パイプと、煙草の葉と、その他のセットを贈呈してくれた。

これは嬉しかった。妻がマジパンを食べたがってたこと、息子が誕生日だったこと、私がパイプを欲しがってたこと、どれも少し話に出ただけのことだが、ちゃんと覚えていてくれたことも嬉しい。

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ドイツ軍人たちからの嬉しいギフト。パイプを眺めているとにやにやしてしまいます。むふふ。

 

その数日後、私と、一緒にキャンプに行ったメキシコ人のペドロに見送られて、ジュリアンは帰国していった。授業期間が終わっても、何かと夜中にフラットに行って呑んだりしていたので、いなくなると寂しくなるなあ、と思っていたら、振り返って一言。

 

 

「リックー、ハンブルグ来いよー!この夏だぞう!絶対だぞう!」

 

 

はいはい。もうそれ、分かったから。笑

 

 

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): Town Centre of Falkirk

オックスフォード・スプリングスクール 早くも友人と再会(2) @モンゴリアン料理店

 

前回に引き続き、PhDのPくん(ドイツ人)がはるばるロンドンから訪ねてきてくれました。

会話よりも、今回は料理の方が印象的だったかな・・・。

 

 

モンゴル料理店で会いましょう。

 

Pくんは金髪ひげもじゃのドイツ人で、スプリングスクールでも人当たりがよく、コミュニティづくりのためにフェイスブックの同窓会ページも立ち上げてくれた。おかげで後から連絡を取りたいのに聞きそびれたひとともキャッチアップすることができた。

 

今回も学会だったらしいが、「グラスゴーといえばリックがいたな」と思い出してくれ、早速連絡をくれたのだとか。うーん、やっぱりこういうフットワークの軽さって大事だよね。私も貢献したく、グラスゴー在住のスプリングスクールメンバーに連絡を取ったが、運悪くみんな別の場所で学会だったり、プレゼンがあったりで、サシ呑みとあいなった。

 

Pくんはドイツ人で形式的にはノン・ネイティブだが、ネイティブばりに英語が上手で、スピードも速い。うーん、大丈夫かなあ?と思っていたが、さすがに私も1年近くグラスゴーで鍛えられたおかげか、なんとかかんとか談笑しながらいい雰囲気で終わることができた。

 

しかし、Pくんご推奨のレストランが・・・なんというか・・・今まで行ったことのないタイプのお店だった。

 

せっかくグラスゴーにくるので、どこか有名なパブでも・・・あ、そうだ「ポットスチル」に連れてくか?とか私なりに色々考えていたのですが、なぜかPくんからは「このモンゴリアン・レストランどうかな!?ビビッときそうじゃん??」というメールが。

 

そ・そうかなあ・・・。ホームページを見る限り、何か別の予感がビビッとくるのだけど・・・。まあでも、そう言うなら・・・。

 

路上でぶっ飛ぶおいしさ。

グラスゴーは相変わらずの梅雨模様。しとしとうっとおしい雨の中、速足で歩いたせいか、少し早く着いてしまった。お店の外観は、まあ、ちょっと怪しい。グラスゴーの東寄り、割と夜のバーやレストラン、ダンスクラブなどが立ち並ぶ、ちょっとガヤガヤしたところにあるのだが、前日にマンチェスター・テロがあったせいか、街は静かだった。

 

何より目を引いたのは、雨ざらしになっている立ち看板、というか黒板にチョークで大書してある殺し文句がまたやばい。

 

「ようこそ!路上でぶっ飛ぶおいしさです!」

 

 

・・・。

 

 

そこへやってきたPくん。立ち看板を一瞥すると、「これは・・・期待できそうじゃないか?」。

 

そう・・・ですか?

何を・・・期待しているのか、ちょっと分からないんですけど・・・。そもそも、路上じゃなくて店内で食べるんですよね・・・?

 

お店では、まず前菜を選び、その後、奥の厨房で好きな材料を選んでバーベキューしてもらうスタイル。前菜は、

 

いのししのギョーザ

 

ナントカ肉の・・・あまりおいしい感じがしない料理

 

ナントカのチーズの・・・以下同文

 

うーむ・・・、と思いながら、いのししのギョーザを注文。水餃子でも焼き餃子でもなく、揚げ餃子。これは、モンゴリアンスタイルなのだろうか。いや、きっと「なんでも揚げときゃOK」ないつものブリティッシュorスコットランドスタイルだろう。

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味は淡泊だが、思ったよりはさっぱりしていて美味しかった。

Pくんはナントカ肉の・・・を注文していたが、「うまい!」とご満悦。それはよかった。

 

その後の材料選びからのバーベキューもなかなか振るっていた。

怪しい魚からふつうの魚、いか、たこ、ほたるいか(丸ごと)、野菜、うさぎ、水牛、鹿、鳥(鶏ではない)などなどのちょっとためらう食材がずらり申し訳ないが、全く食欲をそそらない

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これらのゲテモノたちをボールにぶち込み、最後に好きなソースをかけて、厨房に渡すと、鉄板で焼いて運んでくれるというもの。私は全く冒険する気にはならず、割とまともそうな食材をチョイスし、ソースもオイスターソースをチョイス。

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この「ごたまぜ」の食材を日本の鉄板焼きのように適当に焼き、テーブルに出してくれるのだが、正直味は、まあ悪くはないというか、よく分からない味だった

 

あまりに独特なというか、ちょっと予想だにしなかった展開に押され、Pくんとの会話内容はあまり覚えていない。いや、そんなことはないし、貴重な情報はたくさんもらったのだけど、心のなかは「このモンゴリアン料理は(ブログの)ネタになりそうだ」という思いばかりが渦巻いていた。

 

 

最後に、(私は頼まなかった)いたく怪しげなお茶を気に入ったPくんは、そのお茶を個別買いし、ご満悦で店を後にしたのだった。

 

グラスゴーは、まだまだ奥が深い

こうして、ちょっと見方の違う友人が訪ねてきてくれたおかげで、自分では行かなそうなお店を開拓したのでした。もう行かないと思うけど。

 

「次はロンドンで会おう!いい店探しとくよ!」

 

にこやかに去ってゆくPくん。

うん!ありがとう!と私もにこやかに手を振りつつ、ロンドンに行く際の飲み会幹事は、別のひとに頼むかもしれないなと思ったのでした。

 

 

 

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): Town centre of Falkirk

オックスフォード・スプリングスクール 早くも友人と再会(1)@グラスゴー

どうも。リックです。

研究はいまいち進まないのですが、最近嬉しい再会がありました。偶然も重なって、オックスフォード・スプリングスクールで出会ったPhDのひとたちと、相次いでグラスゴーで食事することができました。(参考記事・オックスフォード・スプリングスクール

 

Kくん@グラスゴー大学PhD

Kくん、いや、Kさんというべきなのかもしれないが、彼は中国人でグラスゴー大学のPhDでビジネス専攻。スプリングスクールでの授業中に、グラスゴーからきているということで、仲良くしてもらった。

前も書いたが、このスプリングスクールにはグラスゴーから5人が参加していて、本来の国籍は違えど、郷土意識?もあって、コース中も固い結束のような親しみがあった。特にKくんとは「帰ったらお茶しよう」と話してたこともあり、課題が終わってちょっと落ち着いたタイミングを見計らって、大学近くの目抜き通り、Byrs Road(バイアス・ロード)の中華料理屋さんでランチすることにした。

 

かなりしっかりコース内容がコーディネートされているマスターコースと違い、PhDはほとんど自分で計画を練り、およそ3年で研究をまとめないといけない。長いし、どうやって生活に張りを得ているんだろう?というのが長らく聞いてみたかった。

 

思った通り、「いやあ、孤独との闘いだよ。誰も面倒みてくれないし、それはいいとして、誰も催促してくれない。笑 エッセイとか試験に追い回されている方が懐かしいと思えるよ。」

 

うーん。そうですよね。なんか、自分がそこまで自己管理できるのかというと、かなり疑問だよな・・・。

 

6ポンド前後で3つか4つ好きなメニューを選ぶ方式の中華で選んだ牛肉煮をつつきながら、話は進む。

 

私もいまの成績をつまびらかに伝えつつ、普段の生活やアプリケーションのときの話などを聞くことができた。詳しく書いても退屈な内容なのでここには詳細は書かないが、もしPhDに行くのであれば、「本当にそれがやりたくて仕方ないのか」は何回も自問自答してからチャレンジすべきだとアドバイスされた。実はこのアドバイス、他の元PhD(現・研究者)からも言われたことがあり、当たり前と言ってしまえばそれまでだが、やっぱり長い時間戦うことを考えると、マストな問なんだなあと思った。

 

ちなみにKさんは新疆自治区のご出身。おお、”あの” 新疆ウイグル自治区ですか!と反応したところ、「やっぱり”あの”が付くよねえ」と笑っておられた。ちなみにご本人は別に少数民族でも回教徒でもなく、単にそこ出身というだけとのこと。政治の話は深入りしなかったが、ほとんどカザフスタン寄りであることもあり、聞けば聞くほど、「よくもまあそんなところからグラスゴーまではるばると・・・」というのが正直な感想だった。

 

修了後は、新疆には戻らず、中国南部のにぎやかな都市で就職が決まったらしい。「PhD始めたころは、教員になりたいと思ってたんだけどねー、やっぱ3年という月日は長いよ。高給の誘惑に負けて、就職しちゃった。笑」。・・・まったく、色々考えさせられるな。

夏には帰国してしまうとのことで、またもう一度会えたらいいなあ。いや、彼が就職する都市には何人か仲のいい友人も帰郷するようだから、遊びに行く理由ができたのかもしれない。

 

 

知りたいことはグーグル先生に聞けば大体教えてもらえる時代だが、やっぱり生の情報はありがたい。ランチはおよそ1時間半くらいだったが、得た情報は質量共に大きかった。

 

ああ、楽しかった、とお腹を叩きながら大学に戻って歩いていたところ、同じくオックスフォード・スプリングスクールで一緒だったドイツ人のPくんからメールが。

 

「来週、グラスゴーで学会なんだけど、空いてたら呑まない?」

 

おお。こういうのってまとまってきますね。

そりゃあもう、ぜひぜひ。(続く)

 

 

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): Wheel Canal System, Falkirk, Scotland

スコットランドテレビ局のイケメン記者さんに会う。@グラスゴー

 

 

こんにちは。リックです。
授業は全部終わってしまい、やることはいっぱいあるのですが、どうも生活のペース、というか研究のペースが乱れてしまい、やや苦戦しています。

(大変悲しいことに、英国内でまたテロがありました。犠牲になった方のご冥福をお祈りし、想うこともたくさんありますが、ここではコメントせず、敢えて淡々と普段の生活を書かせてもらいます。)

 

そんな中、また貴重な機会というか、地元のテレビ局の記者さんとお話する機会がありました。

 

親友に頼まれて。

 

このブログでも何度か言及している、中国人の梁(リャン)くんから、一風変わったメールをもらった。彼はプリセッショナルコースで最初に友達になった外国人であり、今ではほとんど親友のようになんでも語り合える仲になっている。そんな彼からのメールは・・・。

 

「なあリック。実は修士論文の関係でテレビ局の記者さんにインタビューしなきゃいけないんだけど、どうも英語に自信がないというか、初めてで緊張するので、一緒に来てくれないか」

 

私はこのメールをもらって、正直、「へえ」と思った。

 

ハッキリ言って、梁くんは大学で出会う多数派の中国人とは雰囲気がだいぶ違う。まず群れないし、英語も上手だし、”外国人”とのコミュニケーション能力も高い中国で名のある民間企業で数年働いて鍛えられたこともあり、バランス感覚もとてもいい。まあ、だからこそ私は彼とずっと仲良くできているわけで、要するにインタビューなんかで緊張するタイプじゃないと思ってたので・・・「へえ」、と思った。

 

しかしこういう場合、中国人は・・・いや中国人に限らないかもしれないが、同胞に頼るのが普通なので、日本人である私に声をかけてくれたのは素直に嬉しかった。スコットランドテレビ局(STVという、BBCとは違う民間企業)も行ってみたかったので、二つ返事でOKした。

 

イケメン記者さん

 

やったやった、テレビ局に入れる、と喜び勇んで準備していたところ、「いつものスタバ集合で」というメールをもらい、あれ・・・?とちょっとイヤな予感がしていたが、いや、きっと集合場所がスタバであるだけに違いない!と信じて行ったところ、やっぱりインタビュー場所もスタバだった・・・。

 

 

「梁よ・・・テレビ局の人って言うから期待してたのに、スタバかよ。これちょっと詐欺っぽくない?」(by私)

 

「いいや?だってテレビ局に行くとは行ってないだろ。騙してないよ・・・黙ってただけで。笑」 (by 梁くん)

 

 

むう。まんまとハメられた感じもするが、まあいいや。

 


待ち合わせに現れたSTVのGさんは、ブラピをちょっと若くしたようなイケメンだった。紺のスーツに薄いブルーのシャツを着てノーネクタイ。うーんカッコいい。短パンにTシャツの私たちとは大違いだ。

シティセンターにあるグラスゴー・カレドニアン大学のジャーナリズム専攻を卒業し、キャリア10年以上のベテラン記者さん。


早速インタビューが始まり、用意した質問を次々と聞いていく梁くん。いつもクールだが、さすがに緊張しているらしく、少し声が上ずっている。ちなみに、さすがに「英語に自信がないから」と言っては舐められかねないので、私は、「ジャーナリズムとSNSに興味のある友人」ということになっている。

 

緊張していても流石は我が親友。質問の内容はわかりやすくまとめられているし、Gさんもテキパキと答えていく。私も横で聞いていて楽しくなってきてしまい、自分の興味本意の質問もさせてもらったが、快く答えてくれた。なによりGさんは、グラスゴーの近くのリビングストンの出身らしいが、エリート層らしく、英語が超きれい。正直、スコットランドでは英語に自信があろうがなかろうが、「スコティッシュ訛り」がひどければイングランド人でさえ聞き取れないと言われるくらいなので、この点は梁くんにもよかっただろう。

 

何より、やっぱりプライドと情熱を持って働いている職業人はかっこいい

 

緊張の時間も終わり。

 

1時間半くらい続いたインタビューでは、攻守ともに熱意ある意見交換がなされ、私もとても楽しかった。私は修士論文で(正式な)インタビューは予定していなかったが、横で聞いていて、自分もちょっとやりたくなった。

 

緊張の時間も終わり、二人ともお腹はペコペコだったため、バンクストリートのパブでパブ飯することになった。好きなものを頼んでくれい!という太っ腹な梁くん。そんないいのにー、と言いつつ、一番高いチーズベーコン・バンクストリート・ナントカ・バーガーをチョイス。ありがとう!梁くん!

 

今日のはなかなか楽しかったよね、と二人で盛り上がり、ギネスで乾杯。
Gさんのコメントについて二人で吟味しつつ、私からも思ったことをコメント。あんまり考えたことなかったが、きっとこれくらい気が合う相手とだと、共同研究とかも楽しいんだろうなあ。残念ながら梁くんと私は分野が違うが、正直プリセッショナルで初めて会ったとき、ここまでお互いの関係が成熟するとは思わなかった。

お互い帰国するまで、もう数ヶ月。こうして一緒にパブ飯できる回数も少ない。考えると寂しいなあ。

 


他人のインタビューだが、大いに刺激され、やっぱ親友の頼みは聞くものだなと思った。しかし・・・ライバルはもうインタビューしてるのかぁ。汗

 

 

振り返って私はといえば・・・基礎的文献で四苦八苦している。ああ・・・。涙

 

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): Clyde River Crane

めおとのグルメ。グラスゴーの美味しいお店 ーThink Global, Eat Localなお店ー

 

こんにちは。リックです。

今日はめおとのグルメ編。クラスメートに勧められてずっと行きたかったお店に行ってきました。

 

Think Global, Eat Localな地元のお店。

フレンドリーで何かとこの留学中助けてもらった地元スコティッシュのクラスメートPから勧められて、行ってみたかったお店に行ってみた。Pには「美味しいスコティッシュ料理の店を教えてくれ」とお願いしていたのだが・・・、

 

内装もお洒落で、つかの間の太陽をエンジョイしたい地元人たちは道に面したテラス席で 優雅にワインやビールを飲んでいる。

 

さて、店に入り、真ん中の中央テーブルに座したわたしたち夫婦がメニューを見ると、

 

「ナシゴレンって書いてあるんだけど、"あの"ナシゴレンだろうか。」(by 妻)

 

「いや、ローカル料理の美味しいお店って言ったんだけど。たしかに、ナシゴレンって書いてあるね。なになに・・・焼いた卵やベーコンを乗せた、炒めたご飯・・・。うん、”あの”ナシゴレンだな。」(by 私)

 

よく見ると、ハギスやフィッシュ&チップスなどのローカル料理もあり、メニューには、Think Global, Eat Localという文字が踊っている。

 

要するに、メニューは世界中から美味しいものを考え、食材は地産地消で、ということらしい。あらまあ、という感じもしつつ、店員さんは感じがいいし、何より地元クラスメートのおすすめなので、きっとおいしいに違いあるめえ。

 

というわけで、日本を出国してしばし"ナシゴレン"的な料理を食べていない私は迷わずナシゴレンチョイス。妻は、「カレドニアンなんとか」のフィッシュ&チップスをチョイス。カレドニアン、を冠する以上、たぶん地元の魚なんだろう。フィッシュ&チップスといえば、ハドック(日本で言うタラの一種)やコッド(違う魚と見せて実はこれもタラ)が主流なので、地元の魚で作られるとどんな味なのか、興味津々だ。

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ナシゴレン。日本のと違って、ポーチドエッグ的なものがちんまりと乗っかっている。

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カレドニアン・ナントカのフィッシュ&チップス

 

ナシゴレンはちょっと辛かった(しょっぱい)が、イギリスで食べるものとしてはまあまあ。値段相応というところか。乗っかっているエビがプリプリで、意外にこういうのはイギリスではあまり食べれていなかったので、嬉しい。

 

フィッシュ&チップスの方は、衣がさっくりしていて、身の方は臭みもなく、あっさり揚がっていておいしい。結局、どんな魚だったのかというと・・・。

 

「うん。まあ・・・これも、タラですな。」 (by 妻)

 

結局、タラかよ。ちなみに、これまで地元のお店のひとたちから集めた情報を総合すると、主にコッドはイングランドで食され、味はややコッテリハドックはスコットランドで好まれ、味はややスッキリで甘めなんだとか。あれ、コッドとハドック、説明が逆だったかな・・・。ちなみに、魚は大抵ロシア産だそうです。

 

なんだか、熊本の馬刺しが大抵カナダ産で、仙台の牛タンが大抵オーストラリア産だという噂を聞いた時並みにショックでしたが・・・、まあでも、美味しいですよ。

 

 

その後、せっかくの日差しと、課題が全て終わった開放感をエンジョイすべく、大学近くの屋外パブで昼ビール。多くのスコティッシュたちがどこからともなく現れて日光を楽しんでいるなかに混ざり、幸せな休日の午後でありました。

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大学付近で人気の屋外パブで地ビールのテナンツをチョイス。安いがマズいとクラスで酷評されていたが、最近は無意識にチョイスしてしまう。スコットランド人化してきたのだろうか。。。

 

お店情報

 

今回ご紹介したお店は、こちら。

Stravaigin(レストラン)

www.stravaigin.co.uk

 

Jintys(パブ)

www.jintys.co.uk

 

両方とも、グラスゴー大学からは歩いて5分くらいです(方角は正反対)。打ち上げ気分なときには、ぜひ一度。

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): A Street in Oxford

スコットランドでネイティブ化していく息子

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現在、過去の記事の写真が一部消失してしまっています。

復旧作業中ですが、ご不便をおかけします。

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こんにちは。リックです。
梅雨的なものがスコットランドにやってきたのか、しばらく快晴続きだったのに、先週から断続的に雨がダラダラと続いています。

今日は留学で上がったわたしの語学力について・・・ではなく、子どもの語学力についてです。

 

留学すれば英語ができるようになる?

 

留学すると英語ができるようになると思っているひとは結構いる。自分で思ってしまう人もいるし、これから行く人、帰国した人にに対して、「これで英語はペラペラだね!」というひとたちだ。


・・・残念ながら、そんなことは全然ない。


確かに、クラスでディスカッションはしなければならないし、膨大な課題を英語でこなすので、それなりに上手にはなるし、表現も覚えるし、何より腹はすわる。が、それとは別に色々努力を重ねないと、海外に来たからと言って急に英語が話せるようにはならない。たぶん、マジメにやればやるほど、「ああ・・・まだこんなとこでつまづいてる・・・」と、先のない苦しみに襲われるはずだ。


ところが、留学でメキメキと英語力をつけるひとがいる。少なくとも我が家にはひとりいる。

 


今週で2歳になる、息子だ。

 


ニューロン伸び放題の幼児にとって、単語などは2、3回繰り返せば覚えてしまうらしい。2、300回繰り返しても覚えられない私と大違いだ。


道を歩いてるとこんな感じ。

 

 

「パパっち! ルック! ファイアーエンチン!ファイアーエンチン!」(= fire engine: 消防車)

 

「アンビュー!アンビュー!ヘイコプター!!」 (= ambulance: 救急車, helicopter)

 

「ハイヤー❤️」 (Hi, there. 道で綺麗なお姉さんをナンパ)

 

「うぁーおー、ぶらーぼー、ぱちぱちぱち」(美術館のミニコンサートで。最後の拍手音は自分で口で言うらしい。これは日本語か。)

 


ときどき、「でんしゃ」とか「ぶーぶ」、「あっこ(抱っこしろ)」と日本語も混じるが、7:3くらいで英語の方が多い

もちろん、家で家族としかいなければ別だったろうが、妻の育児解放と教育目的で、たまに行かせている地元保育園の威力は絶大だ。かつ、大人だと習得に苦労する L と R 、th の発音などはほとんど完璧。子どもってすごい。


No, と言えないはずの日本人なのに。

 

さて、世界に出てもNoと言えない?日本人だが、少なくともこいつは違うらしい。

 

「遊んでないで、ちゃんとご飯食べて」 (妻)

「No」

 

「さあ、お風呂入ろうね」 (私)

「んーーーーー、No」

 

「オモチャ片付けて寝なさい」 (妻)

「No! No!」

 

「いい加減にしなさい!」 (私、妻)

「Noooooou!」

 


毎晩この調子。
たまにご機嫌だと、「いえしゅ❤️」とか言うが、98%はNo。あまりに言いすぎてこんなことも。


「おやつ食べる?」

No! ... oh no, いえしゅ、いえしゅ!」


いわゆるイヤイヤ期なのだろうか。親として、まさか英語で経験するとは思ってなかった。ちなみに、私たちは基本的には日本語で話しかけているので、本人のアタマの中ではちゃんと英語に変換されてるらしい。むーん、うまやらしい。

 


最近は、「オープニット」(これ開けて:open it)とか、「thank you much」(なぜか、veryは抜けている)、「It's mine!」とか、短文も言えるようになってきた。日本語ではまだだけど、大したものだ。

あと面白いのは、「ファイアーエンチン、gone」(消防車行っちゃった・・)と言うように、日本教育だと最後の方で習う過去完了形を、むしろ最初のステージでよく使ってることだ。ネイティブは違うのか・・・?


たまにお世話になっている件の保育園では、他の誰よりも(含む真・ネイティブ)英語をしゃべりまくり、おもちゃの奪い合いでは相手を張り倒し、怒られるとNo!と抵抗するらしい。・・・頼もしいというべきか、恥ずかしいというべきか・・・。

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背中には警告文が踊る: "Stay Back 200 Feet !" (ボクに触れるとヤケドするぜ!)。GAPの消防車のTシャツなんですけどね。

 


私自身も4歳までオランダにいて、当時は日・英・蘭語を使い分けていたらしい・・・帰国後引っ越した大阪にて、私の脳は100%関西弁に支配された。今となっては、英語はおろか、日本語も危うい。いつか英語脳が覚醒するに違いないと期待して15年くらい経ったが、もはや真面目に勉強した方が早そうだ。


我が子は帰国してからもこの調子で英語覚えてるといいなあ。あ、でもパパとママ、お金ないから自助努力でお願いね。・・・え?なんか言った?

 

 

いえしゅ!・・・じゃ、ないよね。

 

 

 

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): A field of rape blossoms, Falkirk, Scotland

めおとのグルメ。グラスゴーの美味しいお店 ー絶品中華の麻婆豆腐にもだえるー

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2017.08.26

味が、落ちちゃったような気がします。残念・・・。

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こんにちは。リックです。

今日は久々に めおとのグルメ編。

 

美味しい中華料理店を知りたくば。

 

最近、めおとのグルメで繰り出すお店は家の近くで探しているからだが、洋食が多かった。和・・・はナナクサでしか食べないので、あとはたまには中華食べたいよねと言っていたが、中華は店が多いので、当たり外れが大きそうだ。さて、どうしたものか。

 

当然といえば当然だが、美味しい中華料理店を知りたければ、中国人に聞くのが一番手っ取り早いと思う。といって、日本人だからといって必ずしも日本料理に詳しくないのと一緒で、彼らの中にも詳しいひとと、そうでない人がいる。

 

例えば、私のグラスゴーで出会った最高の友人、梁(リャン)くん。彼はいいやつだが、こういうことに関してはまるでダメ。

 

「うーん・・・俺、正直どこでも(食えれば)いいんだよなあ。ジェリーに聞こう。あいつ詳しいから。」

 

ジェリー、はもちろんニックネームだが、彼は梁くん同様、私のプリセッショナルのときからの友人で、なんだかんだ長い付き合いになっている。実はグラスゴーで始めて参加した「外国人の」バースデーパーティーは彼のだった。参加者の99.8%が中国人のなかで、私は超浮いていた。コホン、それはともかく。

 

そのジェリーと、同じくプリセッショナルからの友人のヒューゴ(これもニックネーム。中国人)、その彼女、そして日本語も堪能なワンくんに連れられて行ったのが、今回紹介する中華料理店、「福満楼」だった。なんとも美味しそうな名前じゃないか。マンプク楼の間違いじゃないのか。

 

この初回のときは、私の妻と息子も同伴し、総勢7人で楽しく夕飯をご一緒した(ちなみに群れるのが嫌いな梁くんは来なかった。)。あまりに美味しかったので、それからもよく妻と二人で食べに行っている。

(初回のとき、親が目を離したすきに息子は麻婆豆腐をバカ食いし、お腹を壊したので、それからは彼が保育園にいる間に行くことにしている。よほど美味しかったらしく引き離すのに苦労したが、翌朝トイレの前で、いやオムツの上で後悔したに違いない。)

 

夫婦で絶品・麻婆豆腐の虜になる。

特に夫婦ではまっているのが麻婆豆腐。お母さんのような女将さんからは、「あなたたち、本当に好きねえ」といつも言われる。この女将さんがまた優しくて感じがよくて、幸せな気持ちでご飯を食べさせてくれる

 

これです。

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麻婆豆腐@福満楼 英語ではMapo Dofu。日本人的には、「p」が違和感。ってか、とーふはそのままかよ。

 

はっきり言って日本人には激辛だが、辛いなかに複雑な味が混ざっていて、たまらない。個人的には細かく刻まれたザーサイが、どストライク。

汗だらだらだが、すっかり中毒になってしまった。もだえるくらい、ウマい。

 

「グラスゴーを離れるときの未練といえば、ナナクサと、ここだな。」(by 妻)

 

と言わしめるほどになっており、帰国してから美味しい麻婆豆腐を出してくれる店を真剣に探すことになりそうだ。

 

 

ちなみに後日、くだんのジェリーと、梁くんにこの店の話をしたところ、「じゃあ3人で行こう」ということになり、妻に内緒で来店(このブログ更新でバレます。すいません)。麻婆豆腐以外にも、豚の角煮?とこれまた辛い牛肉の山椒煮を注文。

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豚の角煮。意外にあっさり。

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牛肉のナントカと山椒煮。辛いのと、山椒の香りが強いので、好みが分かれそう。

 

グラスゴー中の中華料理店を制覇したと自他共に認めるジェリー曰く、ここが一番美味しいらしい。まあ、全部は大げさだが、確かにうまい。

 

 

ああ。なんかブログ書いてたらまた明日にでも行きたくなってきた・・・。

 

 

 

今日のお店、福満楼はこちら。英語名だと、Laddle Inn だそうです。

www.tripadvisor.com

 

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