Hi, there. Glasgow

Study in Scotland

修士論文あれこれ① ~大学院留学最後のヤマ場~

 

こんにちは、リックです。

今週で修士論文を仕上げ、来週帰国となります。慌ただしい・・・。

 

ぼちぼち大学院留学、グラスゴー大学で過ごした1年間も終わるので、最後のヤマ場である修士論文について、備忘もかねて振り返ってみたい。

 

まだ終わってないけど

 

まだ終わってないのに総括するのもあれだが、修士論文の作業について振り返ってみて思うことは、一言でいうと、「長期・大規模プロジェクト」ということだろうか。

 

英国の多くの大学院の場合、オックスフォード大学やケンブリッジ大学のMPhilないし他大学のMResというリサーチ特化型の修士課程でない限り、留学期間は1年となり、最後の修士論文の制限単語数は大体、1万2千~2万語くらいが相場となる(オックスフォードMPhilは2年で3万語らしい:カミさん談による)。

 

ちなみに、単語数だけで難易度は測れないが、一つの目安として、

 

IELTSのタスク2が250語

プリセッショナルなどで初めて書くエッセイが500~600語

プリセッショナルの卒業用に書くエッセイが大体1000~1500語

  

本コースが始まって、通常要求されるエッセイの語数 2000~3000語

セメスター2でよくあるエッセイの語数 3000~5000語

 

という感じ。

 

当然、本コース始まってからのエッセイはハイレベルなものが求められるので、修士論文は、単語数に限っても、そのエッセイを4~5本書くくらいのエネルギーが必要になる(実際には他の要因があるので、もっと全然大変ですが)。

 

こうして眺めると、ちょっとずつ負荷が増える筋トレのようでもある

                 f:id:MScGS:20170827162910j:plain

 

大学のサポート体制

そんな一大プロジェクトだが、サポート体制は大学によって、いやコースによって、だいぶ変わる。私見では、グラ大は割と充実していた、と思う。

 

まず、私のコースで言うと、セメスター1(秋学期)は月に一度、コースディレクターから2hほど、修士論文の書き方、テーマの選び方、研究倫理、スケジュールの進め方などのレクチャーとワークショップがあった。これは、コースディレクターのやる気にもよるが、私がいたSchool of Politicsは割とやる気があるらしく、ちゃんとしていた。

 

それで、コース外でのサポートもいくつかあった。

 

たとえば、これは秋と春に開講される修士論文講座。私は秋に週一で出席していた。春も行ったが、中身はそんなに変わらなかったので、途中で行くのはやめてしまった。

これ、中々充実していて、特にリサーチデザインとか、全体の構成を考えるのに役だった(無料・原則として学生証が必要

University of Glasgow - MyGlasgow - Learning Enhancement & Academic Development Service - For Students - Writing & study advice - Arts - Arts & SocSci Classes (Mirrored)

 

あと、Academic Writing はこれもなかなかよかった。

University of Glasgow - Colleges - College of Social Sciences - Information for current students - International student learning - Developing your academic writing

このDYAWは、先生のGayleが熱心で、500語のエッセイを添削してくれる機会があったり、Literature Reviewを添削してくれたりと、結構助かった。私自身は、コース中に「野暮ったい」という評価を受けたエッセイをメールで送って、どのあたりがネイティブにはわかりづらいのか、などを個人的に教えてもらったりもした。そういうのも熱心に付き合ってくれるので、いい先生だと思う無料・moodleから登録が必要)。

 

あと、in sessionalコースは、レベルがあんまり高くなくて途中でドロップアウトしてしまったが、presessional から継続的に勉強したいひとや、presessionalに出ていなくて、アカデミックライティングがいまいちよくわかってないひとにはいいと思う。あと、スピーキングのコースなどもあるので、苦手分野に特化して授業をとってみてもいいかもしれない無料・enrolmentから登録が必要)。

University of Glasgow - Schools - School of Modern Languages & Cultures - English for Academic Study - In-sessional support - ESS Classes

このinsessionalは登録の競争が激しく、登録オープンから1分くらいで(比喩じゃないですよ)、埋まってしまうので、行きたいひとは情報収集に余念のないようにしたい。こういうとき、中国人学生の大規模ネットワーク、イスラム圏学生のそこそこ規模ネットワークは脅威です。ま、日本人はそれぞれと仲良くして、情報を分けてもらうのがいいでしょう

(日本でもそうかもしれないけど)情報は大抵自分からはやって来ないので、早いうちからこういう情報はゲットしていきたい。中国人、中東人、インドネシア人に聞くのはもちろん、大学のサイトで探すと、結構でてきます。コースからや友人からも教えてもらえることはあるが、受け身でもらうものは大抵、情報として賞味期限切れだったような気がします。

 

なんとなくですが、こういう授業群などを取って最大濃度にすると、本来の授業負担と合わせて、かなりの負担になると思う。そうして振り回されているうちに、セメスター1は終わってしまうと思うが、とりあえずそれで充分かな、という気もする。

 

ただ、私の友人でPublic Healthを取っていたSさんは、11月ごろから既に修士論文を具体的に指導教官とやりとりされていたので、それも、コースによるのかもしれない。

 

 

 

次回は修論あれこれ②をお送りします。冬休み~セメスター2あたりを書こうかと思います。

 

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): Suburb near Falkirk Village

 

写真で語る旅行記。特別編 〜ケンブリッジ〜

 

こんにちは、リックです。

やっと調子がでてきて、1日1500語くらい書きまくり、ケンブリッジでの遅れを取り戻しにかかっています。

 

そういうわけで、当面は修士論文が優先なので、今日もちょっと手抜きで写真旅行記。

 

数少ない趣味ですし。

 

前回、色々ネガティブな感想も書いたが、一応写真は私の数少ない(生き残っている)趣味ということもあり、ある晴れた日の早朝、思い立ってカメラを手に街歩きをすることにした。

 

さすが英国の早朝で、ちょっと肌寒く、観光客はまだ全然いないので、埃も排ガスもない静かな街をのんびり独り占め。

 

まずは私が滞在していたTrinity Hall Collegeのお隣さん、Trinity College、の裏門。トリニティカレッジは何と言ってもニュートンが万有引力を発見した場所として有名。

 

敷地内にはニュートンの頭の上に落ちたリンゴの樹があるそうで、中への立ち入りは制限されていましたが、日中、閉じられた正門(写真は裏門)の前に行くと、普通の樹の前でリンゴを持って記念撮影する中国人とか、頭にリンゴを乗せた中国人とか、変なポーズを取った中国人とかを見ることができます。

 

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): A Postern of Trinity College

 

そして、こちらが超有名で、かつケンブリッジのシンボルでもある、King's College。最近?の有名人としては、第二次世界大戦中、ドイツ軍の難攻不落の暗号機を解読した天才数学者、アラン・チューリングが卒業生(後に教授)。「イミテーション・ゲーム」という映画でSHERLOCKのカンバーバッチがチューリング役として主演したので、知ってる方もいると思います。

 

確かに、とても荘厳。ちなみに昼間に行くと、大量の中ご・・・(以下略)。

 

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): King's College 1

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): King's College 2

 

そして、すごいのは、やっぱりお金のあるカレッジは敷地がでかく、裏から見ると、牛まで飼っていた。手前に、小さく牛が写っています。

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved: King's College 3

 

こちらは中心街を抜けて、ちょっと行ったあたり。段々、道も味がでてきます。それにしても、観光客云々はさておいても、やっぱり早朝の街っていいですよね。

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Photo by Rick(All Copy Rights Reserved): A Street in Cambridge

 

こちらは、Peter's House、というケンブリッジ最古のカレッジ。私が参加したサマースクールはこのカレッジでフォーマルディナーを食べるという、素敵なイベントがありました。雰囲気は最高で、味は最低でした。残念。

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): Peter's House College

 

さらにとぼとぼ歩くと、何やら巨大な建物。

実はこれ、ケンブリッジ大学の総合図書館。ケンブリッジは各カレッジも図書館があるのですが、これは共同のもの。

 

イギリスに4つしかない国立拠点図書館(日本で言う国会図書館)の1つであり、すさまじい数の書籍があるため、年間に2マイル(3.2キロくらい?)分、本棚が増えるらしいです。すげえ。

 

ただ、盗難防止のためにカバンを持ち込めなかったり、本が多すぎるので閉架の資料を請求してもなかなか届かなかったり、パソコン席も少ないので、使い勝手はグラ大図書館の方が全然よかった。笑 閉館時間も早く、日曜日にいたっては開いてさえいない。ほぼ365日、午前2時まで開館しているグラ大図書館のありがたみがわかった。きっと学生さんはカレッジの図書館も併用して、うまいことやっているんだろう。一般人向けには、クマのプーさんの原書が見れるらしいので、好きな人は試してみるといいかもしれない。

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): University of Cambridge Library

 

川を渡って。

 

街の中心を流れるケム川を渡って戻ってくると、こちらは、中に入る機会はなかったけど、自然史博物館。いい味出してます。

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): Museum of Natural History... Something like that...

 

こちらはケム川と、私が滞在したカレッジの付属図書館。古い建物をリノベーションしたカッコイイ建物で、図書館賞も取ったのだとか。24時間運営で使ってみたかったが、残念ながら許可されなかった。

ケム川には、パントと呼ばれる平底船が浮かぶ。これだけ見ると優雅だが、日中には大量のパントに大量の観光客が乗り、難民船のような様相を呈する。ケンブリッジ、本当にこの点は残念。マーケットも、「ここは北京の場外市場か何かか?」と思うような中国語の喧騒ぶり。もっともパントについては、スペイン系のひとも多かったが。

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Photo by Rick(All Copy Rights Reserved): Cam River

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): Jerwood Library, Trinity Hall College

 

・・・というわけで、一周して帰ってきたところで朝食の時間になり、街もガヤガヤしはじめた。

 

透き通るように晴れわたった青空だったこともあり、大満足の散歩となりました。

 

 

この日は、ストレスもちょっと軽かったような。そうでもなかったような。

 

 

 

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): Trinity Hall College

ご無沙汰しております。@グラスゴー大学

 

・・・。

 

ご無沙汰しております。リックです。

何人かの読者の方から生存確認のメールをいただき、はてなブログ運営事務局からは、すでに1か月音沙汰がないという催促のメール(自動送信)をいただきました。

 

ケンブリッジで4週間過ごし、先日帰ってまいりました。

今日は、簡単に消息不明だった4週間(むしろ5週間?)のご報告です。

 

苦しかった4週間。

 

結論から言うと、この4週間はキツかった。留学して1年経って、むしろもうすぐ帰国という段になって、いままでで一番ストレスが溜まった

 

やっと更新したと思ったら愚痴かっ!というツッコミもいただきそうですが、本当にきつかった。

なんであんなにきつかったんだろうと思うと、ひとつはサマースクールそのものがハイレベルだったことに加えて、もうひとつは、修士論文も並行していたからだと思う。

 

蓋を開けてみたら、ほとんど全員がネイティブ(カナダ・アメリカ・イギリス)ないしセミ・ネイティブ(とても英語が上手な欧州人たち)で、議論がめちゃくちゃ早い。名簿から「中国人かな?」とほのかに期待していた人たちは、シンガポール人だった。顔は中国人だが、イギリスの植民地だったこともあり、英語は彼らにとって母国語。顔とのギャップがある分、私の傷は深い。

 

内容的には、私の専門・・・の中のあんまり専門じゃないエリアだったため、授業についていくのは中々大変で、セミナーディスカッションは壊滅的だった。アメリカ人のアンダーグラジュエート(学部生)にも議論で何度もやり込められてしまい、最後は疲れて発言する気力も起きなかった・・・。

 

グラスゴーはなんだかんだ言って、セミ×2ネイティブ(英語がまあまあ上手な欧州人)も結構いたのと、内容も得意分野に近かったこともあり、この一年、課題でよほど追い込まれない限り、そこまでストレスを感じなかった・・・というか、楽しかったし、授業でも発言はどんどんするようにしていた。

 

・・・が、ケンブリッジではいまいち授業にはついていけず、’新しいお友達’ともあまり馴染めず、毎日もやもやしていた。グラスゴーでは積極的に飲み会に出たりしたりして早々に打ち解けたが、今回は修士論文があったのでそういうわけにもいかず、授業といい社交関係といい、後手後手になってしまった。

 

ロンドンのキングス・カレッジから来ていた私の担当教官もかなり厳しく、セミナーでは毎回、激詰めされた。久々に、役所時代を思い出した。・・・いや、役所のほうが非人道的だけど。

 

加えて、大量の中国人スペイン人観光客が街にあふれ、飲食店やポーター(寮の管理人)も大抵感じが悪く、そういったことが色々あいまって、すっかり気分が滅入ってしまった

 

(こちら↓はもやもやしているときに撮った写真。渋いの撮れた・・・。)

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): City Centre of Cambridge

 

はて・・・?収穫は・・・?

 

そういうわけで、意気揚々と出かけた割に、落ち込むわ、修士論文は書き進まないわでフラストレーションばかりがタマって帰ってきた。帰ってきたら帰ってきたで、提出締め切りまで日があまりない。ぎゃふん。

 

うーむ。落ち着いて振り返ろう。

せっかくブログをまた書く程度には回復したのだ。なにか、いいこともあったはずだ。

 

収穫その1:新しい友達と知識が増えた。

  当然といえば当然だけど、新しい友達が増えた。知り合えてよかったなあと思えるのは、数人ではあるけど、すでにプロフェッショナルの第一線で働いているひともいて、今後もお互い情報交換できるといいなと思える友人ができたのは嬉しい。そういう意味では、こういうイベントでは、フェイスブックの友達は増えるけど、今回はリンクド・イン(よりプロ向け)のつながりが増えたのはよかった。英文の履歴書の書き方の参考にもなるし。

  もう一つ、単純に(それこそが一番の目的だけど)、グラスゴーでは取らなかった授業を補完してお釣りが来るくらいの充実した授業をみっちり受けれたのはよかった。直接自分の研究には関係ないけど、知っておかないといけない内容だったと思う。その道の専門家がどういう人脈と付き合ってるのか、どういう思考回路でいるのか、というのも分かってよかったと思う。

 

収穫その2:修士論文が筋肉質になった(かもしれない)。

  セミナーでは自分の修士論文のテーマを転用して発表をしたところ、毎回のように先生に激詰めされた。正直、グラスゴーの先生はとても優しく、いつも「うーん。面白いわね。いいんじゃない」みたいな感じだったので、キングスの先生から「つまらん」、「オリジナリティがない」、「その話はもう議論が尽きている」、「君のやろうとしていることはこの本に全部書いてある」・・・などなど、ぼろくそに言われ、ほかのメンバーからもケチョンケチョンにされたおかげで、自分の修士論文で足りなかったことや整理しなければいけないこと、新しい重要文献などに気付いたのはよかった。正直本当にムカついたが、必要なプロセスだったと思うし、(たぶん)筋肉質な論文になったと・・・思う。

 

収穫その3:英語力が上がった。

  あとたぶん、英語力は上がった。コース終了の翌日、滞在を延長してケンブリッジでIELTSを受けた。聖地で受けたご利益か、一年留学した後というのもありますが、4週間徹底的にシゴかれたおかげで、ライティングは久しぶりで失敗しましたが、リスニング、リーディング、スピーキングは簡単でした。スコアは知らないけど、体感的には簡単だった。

 

収穫その4:グラスゴーの友達との友情が深まった。

  コースにはグラスゴーのクラスメートのDが一緒に参加しており、何かと助けてもらったり、落ち込んでるときは気遣ってもらった。それと、ノルウェー人のHがコース中に開催された学会に参加しに来たりして、会ったときはすごくうれしかった。グラスゴーに帰ってから図書館でクラスメートに会っても、「やっぱり、グラスゴーはええなあ」と思えるし、コースメートの友情には癒される。

 

収穫その5:家族のありがたみが(より)分かった。

  やっぱり、このことには言及しないといけないと思う。4週間、妻と息子にはグラスゴーで二人きりで過ごしてもらい、かなりストレスフルだったと思う。普通の奥さんならぶっ飛ばされるところだが、「まあいいんじゃない」で送り出してくれた妻には感謝したい。留守中、近所の学生寮に住んでいる日本人の女性陣もたびたび我が家に遊びに来ていただき、それも感謝。落ち込んでも、ipadのfacetimeで息子に「パパッチー、ガンバッテー?」と励まされるとやる気もでた。日本語のイントネーションはちょっと変だけど(疑問形に聞こえたりする)。家族は、ありがたい。

 

 

まあ、そういうわけでキツかったけど、これまでの経験上、人生はキツいときが成長率が高いとき、だとも思う。そうそう。きっと成長したはずだ(と、言い聞かせる)。

 

前に、スプリングスクールのときにも書いたんですが、やっぱり”他流試合”みたいな機会、インターンでもなんでも、はあるといいと思います。これから留学される方、始まる方には、とてもおすすめです。本コースの首が絞まることは保証しますが(笑)、得るものも多いと思うので。(参考記事:励みになった他流試合

 

しばらく更新しないうちに、書きたいこともたまってしまいました。修士論文も佳境なのであれですが、また再開したいと思います。お待ちくださった皆様、ありがとうございました。引き続き、よろしくお願いします。

 

 

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): Trinity Hall College, Cambridge

サマースクール行ってきます & めおとのグルメ。グラスゴーの美味しいお店。~番外編・ケルビングローブパークでBBQ~

 

こんにちは、リックです。

努力の甲斐あって(?)、修士論文は大枠は見えてきたのですが、これから文章化し、指導教官に見てもらわなければなりません。調べる対象が広がったり、狭まったりしたことで時間がかかってしまい、ちょっと「何語(数)書いたか」という基準でみると、周りに遅れをとってしまっています。来週からサマースクールも始まるので、危ない危ない。追い上げねば。

 

バーべーキュー日和

 

・・・と、やる気満々なことを書いた舌の根も乾かぬうちにこういうことでいいのかと思うものの、今日は近所の公園、ケルビングローブパーク(Kelvingrove Park)で楽しんだバーベキューについてです(ちゃんと、勉強してますよ。)。

 

こっちの公園・・・とくくってしまっていいのか分かりませんが、少なくともグラスゴー近郊の大きな公園には、たいていBBQ台があり、手軽にバーベキューを楽しめます。すごいことに、夜が明るく長いこの季節、台がなくとも草むらの上でインスタント・バーベキューセットを置いてわいわいするのがグラスゴーの夏の過ごし方。

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17時くらい?いいえ、もう21時なんです。

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なんと、もう23時なのに、夕方のような明るさ。

 

これは、参戦せずにはいられません。先日、仲のいいWさんご夫婦(日本人)とBBQ台で楽しむべく、お肉その他を買いあさり、ケルビン・グローブパークへいざ出撃。もっとも、空いている方がいいですよねということになり、実際には平日のお昼に行ったのですが・・・。

 

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箱を開ければ、あとは火をつけてそのまま使えるインスタント・バーベキューセット。私たちはBBQ台の上に乗せて使いましたが、地元の人は草むらの上、上級者は斜面に置いて肉を置いて焼いています。火事の心配とか、しないのかな・・・。

 

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地元のスーパーで買ってきたお肉を焼きつつ・・・。

 

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やっぱり、スコットランドは海産物。まずは海老。スーパーで買ったものでも、甘味があって美味しいです。

 

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そして、スコットランド産サーモン。スーパーで売っている切り身に塩こしょうを振って、あとは焼くだけ。こちらも脂がのっていてほのかに甘味があり、おいしいです。サーモンに関しては、日本(東京)でこんなに美味しいのを安く手に入れるのは難しいかなあ・・・。

 

ちなみに公共の公園での飲酒は禁止されているそうで、見つかると60ポンド(8000円くらい?)の罰金だそうです。私は公園の掃除の職員さんに声をかけられ、「皆やってるから別にいいんだけど、もしお酒飲むんだったら、見つからないように隠しておくんだよと、アドバイスをもらいました。それはご親切にどうも・・・いやいや、あなたも職員でしょう!とツッコミたくなりましたが、さすがイギリス。適当ぶりもここに極まれりです。

 

最後に、ちょっと気になったのはゴミのマナーについて。

 

普段、街を歩いていると思うのですが、イギリスは、基本汚いです。なぜかというと、いろいろあると思うのですが、やっぱりポイ捨てする人が多いのかなと思います。街にゴミ箱はかなり設置されていて、おそらく日本より全然多いと思うんですが、ひどい人だとゴミ箱の3m手前でも路上に放り投げて去っていきます。

 

バーベキューでもそれと同じようで、「宴のあと」の公園は、それはそれは見るに堪えません。せっかくの綺麗な公園ですが、朝方通りかかると、これでもかとばかりに、広範囲にゴミが散乱しています。ただ、清掃局が毎朝やってきて、ほぼ完璧に掃除するのですが、それはそれでいいことなのだろうか、と思ってしまいます。日本人だったら、ゴミ袋持参とか、捨てていくにしてもある程度の規範のようなものが刷り込まれている気がするのですが、こっちはそういうの、あまりないのかもしれません。

 

街並みも美しいし、公園も広くて快適なんですが、もうちょっとみんな、足元に気を払ったらいいのに、といつも思います。ま、自分もイギリスではもちろん、日本に帰っても、気を付けたいところです。

 

いけないいけない。なんだか食事よりもゴミの話が多くなってしまいましたが、実はゴミねた、ずっと書きたかったんです。

 

サマースクール行ってきます。

 

さて、バーベキューはここまでにして、以前、サマースクールに行くと書いたことがあるのですが、いよいよ来週から行ってきます。(参考記事・順風、吹いてきた?

 

ケンブリッジ大学で開講される講座で、私の専攻している国際関係学の一分野に特化したプログラムで、4週間しごかれてきます。プログラム中はケンブリッジのカレッジ(学寮)に滞在し、図書館・データベースへのアクセス権も認められます。すばらしい。

 

オックスフォード大学のスプリングスクールに参加したこともあり、一部の友人からは「ブランド志向だなあ。」とからかわれますが、たまたまです春は統計、夏は自分の専門分野で探していたら(かつ合格したのが)、たまたまオックスブリッジだったというだけで、certificationやdiploma(学位ではない、認定証)ばかり揃うのも、なんだか恥ずかしいです。(参考記事・オックスフォード・スプリングスクール)

 

名簿で見る限り、2年コースの修士課程がメインのアメリカやカナダからの学生が多いようで、ヨーロッパの学生主体の今のコースよりも英語は大変そう(欧州人は英語上手ですが、それでもネイティブ中心の議論は、私にはまだかなり早く感じます・・・)。ちょっと、心配だなあ。

 

むむ?

 

いや、これ、日本人は私だけじゃないか(多大な安心感をもたらしてくれるアジア人は・・・え、2人?)。まあ・・・段々慣れてきたけどね、こういうの。

 

 

頑張ってきます。

 

 

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): A picture of Glasgow on a wall of a Scotrail station

研究者のお宅に泊まる@リーズ大学

 

 

こんにちは、リックです。

先週、今週はほぼ図書館に缶詰となり、一日中論文を読んではメモし、一日8時間くらいはエクセルとにらめっこし、また違う本を読んで・・・と、頭痛がする生活をしています。

 

そんななか、かねてからお招きいただいていたリーズ大学の研究者、Cさんのお宅に泊まる機会がありました。

 

リーズ、初めて行きましたがグラスゴーよりも遥かに賑やかで、なかなか素敵な街でした。

そして今回の旅も、一泊二日にも関わらず、大変濃厚なスケジュールとなりました・・・。

 

田舎から、でてきました。

 

実はCさんとお会いする前に、このブログの読者でもあり、シェフィールド大学に在学中のKさんともランチの約束をできました。グラスゴー大学やカレドニアン大学の読者さんとはこれまでよくランチしてきた私ですが、初・イングランドの読者さん、ドキドキ。

 

しかし、というべきか何というべきか、お洒落な恰好できてくださったKさんに対して、私たち夫婦ときたら、相変わらずゴアテックスの防風・防水ジャケットに身を包んでおり、ちょっと恥ずかしい。

 

「過酷な・・・環境からいらしたんですね・・・。」(by Kさん)

 

「田舎から出てきたもので・・・こんなに都会だとドキドキします。」

 

晴れたと思ったら暴風が吹くグラスゴーとは違い、リーズの昼下がりは穏やかだった。サマーセーターでよかった気がするが、習慣とは恐ろしい。

 

シェフィールドも森に包まれた環境らしく、なんとなくリーズのお洒落で大きなショッピングモールでおどおどする一行。結局手近な日本食屋さんに入り、あとは修士課程生活や将来のキャリア、これまでのキャリアなどについて楽しく談笑した。しかしKさん、さすが元法人営業だけあって、一分の隙もない気遣いと楽しい話題づくりで、すっかり私たち夫婦も楽しませてもらいました。(特に、一分の気遣いもない息子が一番喜んでいたと思います。ありがとうございました。)

 

それにしてもリーズ、賑やかで街が素敵でした。駆け足でご紹介すると、こんな感じ。

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大通りにあるマーケット

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こちらはショッピングモール。天井がいいですね。

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駅のそばにはウォーターフロントも。天気に恵まれてよかった。

 

プロの研究者とお茶をする。

 

Kさんとは結局ランチのあとお茶までお付き合いいただき、その後タクシーでCさんのお宅へ。タクシーから眺める景色もころころと雰囲気が変わり、この点も「シティ・センターかウェストエンドかそれ以外」で構成されるグラスゴーとはまた趣が違って面白い

 

件のCさんは、アジア人の研究者で、元々は妻が修士課程にいたころ、博士課程に在籍しており、二人のカレッジが一緒だったのがご縁なんだとか。日本政治も研究対象になっていて、以前日本にインタビューに来た際、(新潟に赴任していた妻の代わりに)日本の政策について説明したことがあり、それ以来、一応私も友達です。Cさんの旦那さんTさんもロンドンの名門大に所属する研究者で、ドイツ人。なんてインターナショナルなカップルなんでしょう。お子さんは3言語を操っています。すごい。

 

さらにこの日は、Cさんの取り計らいで、私の専門分野の第一人者でもあるE先生ご家族とも、お茶をご一緒させていただけた。E先生はイギリス人だが、東京の大学でも教鞭を取られていたこともあり、日本の事情はかなりお詳しい。奥様も穏やかな素敵な方で、妻も楽しくお茶をしたとのこと。

 

私の方は、成り行き上というか、ソファでくつろぎつつも、E先生とTさんと3人でお話することに。女性陣がダイニングテーブルで談笑するなか、私の方は将来のキャリアなどについてざっくばらんに相談に乗ってもらうことができた。第一線で活躍されている先生から直接いろいろなアドバイスや専門分野の最新の知見を聞かせていただけるというのは、大変貴重な機会だったと思う。私の初歩的な質問にも快く(かつ親身に)相手してくださったE先生には本当に感謝でした。

 

(翌日、リーズ大学も歩いて回ることができたので、こちらも駆け足でご紹介。広くて、アメリカの大学のキャンパスのようです。そういえば、今秋から皇室の佳子様も留学される大学ですね。)

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お洒落な伝統的なスタイルの建物もあれば・・・。

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近代的な建物が並ぶエリアも。

 

しかし、寝れない。

ところで、この日、夜中の2時くらいまで眠ることができなかった。

原因は、他所のお宅に泊まったことで、私の繊細な神経が昂ってしまったから・・・ではもちろんなく、Cさんの旦那さん、Tさん。

 

しばらくワインを飲みながら談笑していたところ、酔いが回ったこともあり、「お酒は強い方?」と聞かれたので、ええ、好きですね、と答えたところ・・・、

 

「これ、南ドイツの洋梨の蒸留酒なんだけど、吞んでみない?」

 

おお、フルーティーだけどベースはウイスキーみたいで面白い。これすごくいいですね。

 

「いけるねえ。じゃあこっちは?これ、エストニアのウォッカなんだけど。」

 

へえ。ウォッカって、ロシアだけじゃないんですね。あ、おいしいけどちょっと酔いが回ってきたような・・・。

 

「これ、ポーランドのウォッカ。さっきのよりちょっと癖があるかな。」

 

そう・・・ですね・・・というか・・・ちょっとわからなくなってきたような・・・。

 

「やっぱり、エストニアのウォッカの方がすっきりしていいね。」

 

エストニア、アゲイン。

 

Cさんは、途中で「ついていけないわ」と呆れて寝てしまったが、私たちの宴は続く。Tさん、酒の強さには驚いたが、初対面にも限らずフランクに色々話してくれ、趣味の話や、研究生活の話などをして、楽しく夜が更けていった。

 

 

ちょっと最後の方は内容を思い出せないんですけど・・・まあ、いいか。

 

 

 

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): Leeds station

写真で語る旅行記 -ウイスキーの聖地、スペイサイド-

 

どうもリックです。

前回に引き続き、ハイランド旅行記。

 

 

スコッチの聖地・・・の前に私のウイスキーの聖地へ

 

スコッチの聖地・・・と名高いのはスペイサイドと呼ばれる、渓谷一帯に広がる蒸留所群の地域なのですが、私にとっては、世界一のウイスキーはスカイ島のタリスカー。

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今日の舞台、スペイサイドはだいたいこの辺。

 

大学卒業の年に、先輩からバーに連れて行ってもらい、初めて飲んだのがタリスカー。以来いろいろなウイスキー、お酒を呑んできましたが、あのちょっとスモーキーで、でもちょっと甘いタリスカーがわたしのなかでは一番。

 

荒々しいスカイ島の気候に揉まれて作られると聞き、どんなところなんだろうと、ここ10年くらい憧れていた。そしてついに、感動のタリスカー蒸留所へ。

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湾に面しているためか、あるいは天候も相まって、穏やかで美しい地形のなかに。

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野アザミ・・・?(アザミはスコットランドの国花でもあります)

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ついに・・・文字どおり夢にまで見た、タリスカー蒸留所へ。旗がかっこいい。

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Made by the sea、と言われるだけあって、蒸留所は海に面しています。

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この辺にくると、モルトの匂いがむんむんします。むふふ。

 

・・・。

 

でも実は、内部の写真がない。なぜかというと、撮影が禁じられていたから・・・ではなく、見学ツアーが高かったというか、ちょっと商業化されている感じがしたので、夢を壊さないように、中には入りませんでした。タリスカー、世界一好きなお酒には違いないですが、人気が出てしまって、原酒不足に陥っているとか。嬉しいような、寂しいような。

 

そういうわけで、代わりにこれをゲット。

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蒸留所でしか買えない限定6000本ボトル。花より団子でしょう。

 

いつ飲もうかな。グラスゴー大の卒業とか、特別なときに開けよう、むふふ。と一人ニヤニヤする私は、家族の白い視線を浴びながら、満足してスカイ島を去ったのでした。

 

そして、聖地へ

というわけで、最終日はインバネスに一泊し、快晴の空の下、一路スペイサイドへ。インバネス-スカイ島間の過酷な、くねくねして天候がくるくる変わる環境から一転、東側は穏やかな地形が広がる田園地帯を疾走

 

聖地らしく、車窓からはいたるところに蒸留所や、その看板が目につきます。

 

今回のお目当ては、グレンフィディック蒸留所。鹿のマークで有名な、バランスのいい飲みやすいウイスキー。別にすごく好き、というわけではないが、タリスカーに行っていしまったいま、「別に、行きたいと思う蒸留所はない」と言い切ったところ、妻から「まあ、せっかく来たからどっかいいとこないの?」と言われ、思いついた。

 

が、タリスカーなど問題にならないくらい商業化が進んでいて、ここまでくるとアッパレ!というほどいい商売をしていた。中小の蒸留所を回ればきっと聖地なんだろうが、有名どころは、「聖地というより商業地」という感じだった。

 

ただ、確かに場所と雰囲気はとてもよかったので、ここからは写真でご紹介。

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鹿にちなんだ、角のオブジェ。こんなのがある時点で商業地だ。

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家族経営、ねえ・・・。と突っ込みたくなる花壇。

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中は広々して、見学ツアーに行かなくても十分満喫できます。(またケチった)

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風見鳥ならぬ風見鹿。さすが商売人はディテールが細かい。

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樽倉庫。バックの青空に映えます。

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お土産屋さんでは、こちらも限定ウイスキーを購入可能。ただ、こっちの方が自分でボトルを選べたり、ラベルを書いたり、樽から注いだりと、楽しいかも。あと、樽から漂う香りがすごくいい。

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こちらは併設のレストラン。お値段はリーズナブルで良心的。味はまあまあ。

 

ふう。駆け足でしたが、振り返るだに、タリスカーとの愛情の差が目立ちますな。ただ、公平に言うと、綺麗で、近隣からのアクセスもよく、ウイスキーの味もバランスがいい(はず。←ドライバーなのでここでは呑んでません)ので、とりあえずスペイサイドで蒸留所行ってみたいという方は、エントリーに最適です。

 

スカイ島(タリスカー蒸留所)の方は・・・行くだけで一苦労です。汗

 

こうして旅は終わりましたが、今回思ったのは、コーチとか観光バスでめぐるのもいいのですが(安いし疲れない)、やっぱり自分(かパートナー)が運転してめぐるのはいいですね。予期せぬ発見があったり、動物が道から飛び出してきたりと、ハイランドは退屈しません

 

もしこれから行かれるという方は、レンタカー、おすすめです。

 

え?運転に自信がない?

ご心配なく。そんなときは運転できそうなクラスメートを捕まえましょう。私の友人ペドロ(メキシコ人)は、私含め、いつも誰かに運転させてます。笑

 

 

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): Glenfiddich, Speyside, Highland

写真で語る旅行記 -スカイ島(Isle of Skye)でイルカを追いかける-

 

リックです。

さて、家族旅行2日目は'霧の島'、スカイ島。

 

ここでは「海のサファリパーク」とも言うべきボートツアーに参加したのですが・・・。

 

霧の島、というより・・・

スコットランドの北西、インナーヘブリディーズ諸島の一角をなすスカイ島(Isle of Skye)は、霧に包まれる神秘の島・・・なんですが、私の印象では、霧というより「嵐の島」。ちなみに、島の形が翼を広げたような形であることから、Skye (ゲール語で翼)の名を冠しているのだとか。

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初日のおおまかな動き。インバネスまで北上、ネス湖を南下、そしてスカイ島へ。それなりに大冒険!

 

スカイ島を訪れるのは実は2度目。私が世界一好きなウイスキー、タリスカーの蒸留所があるので、ずっと行きたかったのですが、前回はクレイジーな旅路だったため、あまり観光もできず、寒風が吹きすさんでいた印象しかない・・・。(参考記事:クレイジー・キャンピング第2夜

 

夜22時頃、スカイ大橋を渡ってたどり着いてみたら、やっぱり嵐だった車から宿まで徒歩5分の間に、息子は飛ばされそうだわ、服はびしょびしょになるわで、家族の第一印象は最悪だったと思う。翌日は晴れてくれ、その後、私の印象通り、晴れ→雨→暴風→曇り→以下同文。まあでも、前回来た時はこのローテーションに雹(ひょう)が入っていたので、だいぶマシだったと思う。

 

そんな自然豊かなスカイ島、駆け足でご紹介するとこんな感じ。

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スカイ大橋と、「本土」。こうして見るとなだらかだが、実際に渡ると傾斜が急で、暴風の中だと運転はちょっと怖い。

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私が愛して止まないタリスカー蒸留所前の小港。綺麗ですよね〜。タリスカー、ラブ。

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人気の名所、Fairy Pool (妖精の泉)・・・でもこれ、仙人の谷の間違いじゃないか?

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海辺の街、ポートリーは旅の拠点となります。カラフルな家が並ぶ、可愛い街です。

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スカイ島に限らず、ハイランドでは車中から、羊や牛、鹿などを普通に見かけます。サファリパークか。

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断崖絶壁の細道を行った先にある岬、Elgol。綺麗な場所ですが、運転に自信がない方は、止めといた方が無難です。

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Elgolその2。こんなところにもぽつんと小学校があって、驚かされます。どんだけwildな子供達が通ってるんでしょう。

 

海のサファリパーク

さて。このElgol。なぜこんな辺鄙なところにやってきたかというと、アザラシなどを見るボートツアーが出ていると聞いたから。しかし・・・。

 

「まさか・・・あれに・・・乗るのかいな?」(by 妻)

 

「ううむ・・・。ボートに乗る前に、海に落ちそうだな。」(by 私)

 

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念のため、息子にも聞いてみることにした。乗りたい?

 

「NO」 (日本語訳: アホか。)

 

 

そうだよね。

でもなあ・・・アザラシ見たいんだよなあ・・・。そう思い、もう少し「マトモな」ツアーを探してみることに。すると、海辺の街、ポートリーからこじんまりしたツアーが出ているとの情報をゲットし、そちらに参加してみることにした。

 

おお見るからに立派な双胴船!これなら安心そうだ。

 

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よしよし、と乗り込むと、船員さんから、「いや、あなた方はその隣の船です。」と言われ、双胴船を素通り。

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なんか・・・ちっちゃくないですか?

 

「こっちの方が安いんだよ。奥さんがこっちのチケット買ったから」(by 船員さん)

 

・・・。

 

「・・・いや、だって安かったから・・・ボソボソ。」(by 妻)

 

「ちなみに、こっちの船はきみたちしかいないから、楽しんでね!」(by 船員さん)

 

もし、船をプライベートチャーターすると、通常250〜300ポンドくらいかかる。しかも双胴船の方を見ると、お客さんで満杯だ。そう考えると、こっちで安く貸し切れたのだから、得したかもしれない。

 

そうして私たちは、期せずしてチャーター船にて2時間の「海のサファリパーク」にでかけたのだった。

 

しかし・・・。

 

超揺れた。

 

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「いやぁぁぁぁ・・・!!」 「Noooou!!」

 

さすがバイリンガル。息子は日英両方の言語で悲鳴を上げていた。

2歳児をこんな船に乗せた私たちもどうかと思うが、途中からげらげら笑っていたので、たぶん・・・いい思い出に・・・なったと思う。

 

しかし、ハイライトはここから。荒波に揉まれながら、息子を抱きかけながらも海上を滑ること20分くらい。ついに、イルカがお出ましだ。

 

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荒波の海上からの写真撮影は難しい。National Geographicのカメラマンたちがいかにすごいか、今回改めて勉強になりました。

 

「パパ〜、ルーーーック!ドーフィン!ドーフィン!」

と大興奮する息子。どうでもいいけど君、L発音完璧だね。パパ羨ましいよ。

 

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双胴船に乗っているおじさんが餌の魚をアピールすると・・・。

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Golden Sea Eagleと呼ばれる美しいオジロワシが・・・!

 

そして、ずっと会いたかったアザラシにも会えました。

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まさに海のサファリパーク。

 

 

今日はこんなところでおしまい。次回はウイスキーの聖地、スペイサイドをお送りします。

 

 

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Photo by Rick (All Copy Rights Reserved): Isle of Skye