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Hi, there. Glasgow

Go! Study Scotland!

No Salt, No Life. 塩と油からみた、グラスゴーのグルメ?事情

留学生活 グラスゴー スコットランド

 

こんばんは。 リックです。

(日本はおはようございます、かもしれません)

 

 

モア、塩ください。

 エッセイ2本、プレゼン1件の制覇まであと1週間と2日。前半最大のヤマ場(と信じている)も折り返し地点を迎えた。グループワークでは全く議論のスピードについていけず、ニコニコするか、幼稚園児みたいな発言しかできない自分に、プレゼンチームの打ち合わせの後は毎度打ちひしがれる。はあ。道遠し。

 

 そんななか、なかなか衝撃的な光景を目にしてしまった。この日は東京のプルーフリーダーにエッセイの原稿を見てもらうため、図書館にこもっていた。夕食も大学近くの全くおいしくないハンバーガーショップでとることに決め、「なぜ、ひとはかくもまずいハンバーガーであっても、食べねばならぬのだろう」とか、ちょっと哲学者っぽくどうでもいいことを考えながら大学から下る坂道を歩いていた。外はスコットランドらしく、レインコートもクソくらえの土砂降り。

 ようやくハンバーガーショップに入り、注文をする。

 

 「あ、じゃあそのチーズバーガーください。え?ポテト?うーん、じゃあつけて」

 

 「え?なに?(訛りすぎで)何言ってるかわからないんだけど。ああ、サラダ。つけてください。あ〜、まあどっちでもいいけど持ち帰り(take away)で。」

 

 こうして振り返ってみても投げやりな注文が続くなか、地元人たちが店内へと入ってくる。そして、見てしまった。地元スコテッィシュと思しき40代くらいの中年男性が、リックとは比較にならない早さで何かをまくしたてながら、結局は同じチーズバーガーを注文する。そして、「ポテトに塩と酢は?」と確認された彼は、「ああ、頼むよ。」。

 

 No, no. MORE, MORE.(もっともっと。)

 

そもそもプリフィックスの塩の量がめちゃくちゃ多いにも関わらず、彼はさらに塩を要求する。

 

 Hey, More, more and more.

 

ええっ。まだ??

 

 More

 

   More, More

 

     MORE!!

 

 すごいぞ。今日のブログ、塩の話で終わりそうだ。

 

 さらにお酢も、信じがたいほどの量をかけて、彼は雨のなかへと去っていった・・・。え?作り話だろう?いやいや、仮に私がいかに想像力豊かでも、さすがにmore塩manの話など思い浮かぶだろうか。なんて言ったって、最大2000字と決めているブログで、彼の話だけでもう1130字に到達している。

 

 いや、衝撃だった。英国人のクラスメートから、診療も薬も無料の国民保健システム(NHS)は崩壊しかかっているという話を聞いたが、当たり前だろ、と思う光景だった。

 

やっぱり英国のメシはマズイのか?

 しかし、この光景は健康や医療もそうだが、ちょっと別の面でも納得させられる問題があった。なぜ、グラスゴー、そしてイギリスのメシはこんなにもまずいのか(と言われるのか)という問題だ。本当にどうでもいい話で申し訳ないが。

 

 もちろん、グラスゴーにだって美味しい食べ物屋さんはある。というか、スコットランド全体で見ても、例えば、北海のムール貝、シャケ、シーバス、オマール海老と海の幸は豊富な上に絶品だし、アンガスビーフもおいしい。ブラックプディングやハギスといった郷土料理も、死ぬまでに食べないと損する一品だと思う(ちゃんとしたお店で食べれば、だけど)。

 

 それだのに、なぜこんなにもグラスゴー(英国)のメシは、日本人どころか中国人、ドイツ人、ノルウェー人、アメリカ人、カナダ人、メキシコ人 etc etcと、多くの「外国人」たちから、顔を合わせるたびに、まずいまずいと国連決議のように非難されるのだろうか。

 たぶん、スーパーで買うお惣菜とか、ぱっと食べれるものや、安く食べれる外食がおいしくないからなんだろう。結構その話は日本人の友人とも「なんでこんなに・・・」と涙ながらに原因追求の場を設けてきたが・・・要するに、油であげて、塩かけて、、、みたいなことを繰り返してれば、おいしいものを食べたいとか、おいしいものを作ろうとか、そういうモチベーションにつながらないか・・・まあ、どうでもよくなったのかもしれない

 それで、ある程度お金があったり教育水準の高めの階層の人は、美味しいものもたべたいし、健康にも気を遣ってるから、11〜15ポンド超えた食事を出しているお店あたりから、急に味も繊細でおいしい料理になっていくのだろう。 

 

 しかし、学生が毎回10ポンド以上払っていたら破産してしまう。自然、お弁当か、サンドイッチのサブウェイか、くだんのハンバーガー屋のお店へと、選択肢は狭まっていくのだが、家族がきて、だいたい妻が食事を用意してくれる私は、かなりラッキーだと思う。

 

 まあ、そういう訳で、今日は留学生にとって、グラスゴーの、そしてたぶんイギリスの食事・グルメ事情はなかなかに厳しい、というお話でした。安くておいしいお店もあるんですけどね。そのうちご紹介できればと思います。

 

 

 さあ、今日も感謝しながらお弁当を頬張ろう。

 ・・・ん?ちょっと味、薄くなってないか。

 

 ええと、塩は・・・どこだっけ・・・。

 

 

 

  ※グラスゴー大学近くで美味しいものを食べたい方にはこちら!スコティッシュのクラスメートに教えてもらった逸品料理のお店です。観光や留学で滞在される方はぜひ行ってみてくださいね!

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