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Hi, there. Glasgow

Go! Study Scotland!

アカデミック・エッセイ必勝?法

学習環境 留学生活

 

 

どうも、リックです。

だいぶ時間が空いてしまいましたが、予告していたとおり、今日は初回のエッセイで試してみた、割とうまくいきそうなエッセイの書き方を備忘的にご紹介したいと思います。

 

 

エッセイの書き方

 

キャッチーなタイトルにしてみたものの、結構当たり前なことを書くことになると思うので、期待された方には「なんだー、そんなことかー」と思われるかもしれない。でも、私の専攻の一部でもあるが、戦略・戦術の神サマたるクラウゼヴィッツや孫子、秋山真之は異口同音にこう言っている。

 

当たり前のことを、当たり前のときに、当たり前にやってる奴が勝利する

 

むむ。ちょっとかっこつけようと思って、おおげさな感じになったかな。でもこれって、仕事でも研究でも真理だと思っていて、奇抜なアイデアや戦法は、一時はいいけど、やっぱり長期的に使えるのは「当たり前」なものだと思う。もちろん、エッセンスとしてユニークな発想は必要だけども。

 

今回、セメスター1の前半戦で出された課題は、お題が何を求めているのかキャッチするのが難しく、自分の書いたものがタスクリスポンス(採点の対象となる、論じないといけないポイント)にちゃんと答えているのか、ちょっと自信が持てなかった。・・・が、それでも割となんとかうまくいった「当たり前」の戦法はこんな感じ。

 

戦法その1- 2:8:2の原則(introduction : Body : Conclusionの文字数比率は2:8:2になるようにする。)

戦法その2- 書いてる時間よりも、準備と推敲の時間を長くとる

戦法その3- アウトラインをしっかりつくり込む

戦法その4- 持ち場を離れない、太らない

戦法その5- 他人の目を入れる

 

戦法その1は形式的な話だが、学内の補足講座で教わったもの。欧米のエッセイはやたら形にこだわる。細かく言うと、イントロダクションや結論の中でも書くべきお作法は沢山あるが、ここでは書き切れないので省略したい。すぐできるのは、2:8:2で総単語数を割ってしまい、各パートをその単語数の中に収まるように書き切ること。 ああ、、、書きたいことがいっぱいあるから、結論は減らそう、、、 とか、そういうのはダメ。私のプルーフリーダーだった英国人のJじいさん、語学コースのMr.G教官は、「結論パート、舐めテンじゃないですヨ。軽ク見るト痛い目二会いますヨ」と、よく言っていた。

 

戦法その2と3は、一体的な話。語学コースのどの教官も言っていたが、一番マズいアプローチの仕方は、いきなり書き始め、締め切りぎりぎりまで書き続け、提出するというやり方だそうな。体感的には2〜3000語のエッセイだったら、書くの自体は半日から一日で十分で、あとはアウトラインの構成、推敲、それに校正業者に費やすとちょうどいい感じだと思う。(全体で1~1.5週間くらい)。普段から論文などを読むときも、電子書籍ならタグ付けしておいたり、紙媒体なら読書ノートを作ったりしておくと、アウトラインを作るとき、文章に落とし込む作業がだいぶ楽になると思う。問題は・・・そう簡単に予定どおりいかないことだけども・・・。

 

戦法その4は、特に1~3をおろそかにしてるとハマりがちなツボで、「せっかくこれも調べたから」とか「これは自分的に大事なポイント」・・・みたいなのをタスクレリスポンスと関係ないのに入れ込むと、減点される。現在の教官にせよ、語学コースの教官にせよ、Shape up & Stick to main idea!! と、それはそれはしつこいくらい言っていた。文学者で大学教授の私の親父は、留学前に二言三言だけアドバイスをくれたが、それは「お前が調べたことなど、教官は誰も読みたいと思ってない。教官が読みたいと思うものをお前が調べるんだ。マズいメシ(下手くそな論文)をたらふく食わされる(読まされる)教官の身になって考えろ。研究したことの98%は無駄になる、それが学問だというものだった。そのときは、まあそんなもんかな、と思ったが、今は結構納得している。ちなみに彼によれば、この’事故’を避ける最良の方法は、アウトラインをしっかり作りこむこと、だそうな。

 

最後に、たぶんこれが一番大事だと思うけど、他人の目をいれること。まず、アウトラインを作る段階で、明後日の方向にいかないように、クラスメートや教官と雑談すると、意外なほど簡単に内容がまとまる。特に、教官たちは忙しくない限り、「これってこういう意図ですか?」と聞くと普通にアドバイスしてくれるので、おすすめ(日本では反則みたいな話だが、欧米では別にいいらしい)。そして、出来上がったら、ネイティブチェックをかける。友人に頼んでもいいし、業者に頼んでもいい。例えば、グラスゴー7の一員であるYちゃんはランゲージエクスチェンジで友達になっているネイティブに頼んでいるらしい。

私の場合、妻の審査を経たものをJじいさんに送っていた。最近Jじいさんは忙しくなってきてしまったため、セメスター1の後半は、'Grammarly'という自動校正ソフト→妻の一次審査→校正業者と、3次にわたるチェックを経ていた。そうすると・・・自分でも嫌になるくらい、ミスが見つかる・・・。ちなみに・・・この手順を踏むと、クラスメートが書き始めるころに自分は書き終えていないといけないという、ストイックで辛いスケジュールを覚悟しなければならない・・・。

 

 

まあ・・・こんな感じなのですが、多少なりとも、これから留学する方、している方(、そして何よりも自分(!))の役に立てば幸いです。

 

ちなみに、「そんな七面倒くさいことは期待していない。もっと魔法のように簡単に書ける方法を教えろっ!」と思った方。それ、私が一番知りたいです。

そして、「その程度ならもうやってる。他にももっといい方法があるぜ」という素敵な方。ぜひお問い合わせ欄からメールをください。笑

 

なお、上記でご紹介した校正ソフトと校正業者ですが、私が使っているのは以下になります。ソフトはクラスメートのインドネシア人のUくん、業者はこのブログの読者でもあるSさんから教えていただきました。よろしかったらご参考ください。

 

校正ソフト:

www.grammarly.com

 

校正業者:

qualityproofreading.co.uk

 

 

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