Hi, there. Glasgow

Study in Scotland

ライブラリアンのお世話になる ~グラスゴー大学を使い倒す(1)~

 

 

こんにちは、リックです。

今日は久々に、グラスゴー大学情報です。

 

 

タダなんだし、使い倒そう。

 

さて、授業が終わってしまい、クラスメートもぼちぼち帰国し始めたいま、ブログのネタはお出かけネタになってしまい、あんまり勉強してる感がブログからは出てないかもしれません。

 

 

実際にはほぼ一日中図書館にいるのですが、、、そういうわけで、今日は研究に役立つ大学のサービスについて。言うまでもないですが、大学院留学は、社会人にとって、もしくは学部卒生の家族にとって、高い買い物です。学費だけで200万前後、生活費も含めるとそれなり以上に大変な出費になります。

 

 

・・・なればこそ、やっぱり使えるものは使い倒すのが一番かなと。いくつか使わないともったいない設備やサービスはあるのですが、そのなかでも図書館は大きいです。以前、このブログでも図書館の無料・電子化された書籍について触れましたが(参考記事)、今日はさらに、「データベース検索のプロ」について書きたいと思います。

 

データベース検索のプロ

 

課題エッセイでもそうなんですが、特に修士論文の執筆では、いかに多くの、もしくは質の高い文献に会えたが、成否を決める大きな要素の一つ。普通にやると、以前の記事(上記リンク参照)で触れたとおり、単に図書館所蔵分のデータに検索をかけて、出てきたものを片端から読めばいいのですが、エッセイならそれでよくても、修士論文ではもっとマニアックで膨大な量を相手にすることになります。

 

欧米の多くの大学同様、グラスゴー大学も個別に様々な巨大学術データベースと契約しており、かなりの数の文献に、タダで、アクセスできるのですが、データベースもいっぱいありすぎて、どれから手を出したらいいのかよくわかりません。かつ、欲しいデータをどのように検索したら効率的に探せるのか・・・意外に研究に入る前に悩ましいことはたくさんあります。

 

どうしたものかなと思っていたら、グラスゴー大学日本人会のメンバーでもあり、私のよき相談相手でもあるSさんから、「ライブラリアンのアポイント取ると、色々教えてもらえますよ。」というアドバイスをもらい、別の講座でも勧められていたので、早速アポを取って会ってきました。

 

アポは簡単で、グラ大生全員にあてがわれているmy Glasgowというポータルページからライブラリアンの予約を選び、空いている日時からアポを確定。専門職2人と一般職のなかから選べるのですが、最初は一般職を指定。

 

目からうろこ

 

 

初めて会いに行ったライブラリアンですが、結論から言うと、「もっと早くいけばよかったー!」と思えるサービスでした。一般職ライブラリアンの面談では、簡単に検索法(特殊な記号なども使って、自分の探したい資料を探し出す方法)や、おすすめのデータベース、その使い方を教えてもらうことができた。自分の修士論文のテーマや調べたいことを伝え、それに合ったアドバイスももらえる。

 

恥ずかしながら、役所に9年もいながら、こういうちゃんとしたデータ検索法をまじめに使ったことがなかった。これまで単に大学の図書館で検索していただけのときと比べ(それはそれで充実してるんだけど)、質のいい文献へのヒット数が劇的に増加。「そうそう!こういうのが欲しかったんだよ!なんでこれまで利用しなかったんだろう!」という目からうろこの面談となりました。

 

・・・さらに、自分なりの検索式(検索したいワードなどを効果的に組み合わせえたもの)を作り、その一週間後に専門職のライブラリアンにコンサルしてもらいに行きましたが、これがさらによかった。

 

このひとはさらにすごい。データ検索でPhDも持っているプロ。最初はつっけんどんなおばあちゃんみたいな雰囲気があり、ちょっとビビったが、話しているうちにちゃんと準備してきたことや、修士論文のテーマが面白いと思ってもらえたらしく、

 

「こんな検索式じゃワークしないわよ!もっとこういうのを使ったら」

 

「あなたのやりたいことなら、このデータベースがいいんじゃない」

 

「うーん。それは複雑すぎて見つかんないんじゃないの・・・?(と、ぶつぶつ言いながらもいい方法を考えてくれる)」

 

と、丁寧にマン・ツー・マンの指導をしてくれた。すごいのは、彼女は決して私の専門に詳しくはないのだが、「このテーマならこのデータベース」、「こういう単語の方が検索に引っかかりやすい」という観点から、ビシビシと有益なアドバイスをしてくれる。

 

最後は名刺もくれ、個別にメールしてくれれば予約しておくと言ってくれた。うーん、サバサバしていておっかないばーちゃんだが、またお世話になりそうだ。

 

 

このサービス自体もありがたかったが、驚いたのは、大学所蔵でなくても、各データベースで出てきた文献のほとんどは(グラ大が契約しているため)タダで読めるということ。ものすごいお金かかってると思うので、使い倒して少しでも学費を取り返したいところ。たぶん、イギリスのどこの大学でも同じようなサービスだと思うので、グラ大に限らず、留学する方、している方にお勧めです!

 

 

他にも使わないと損みたいなサービスはあるようなので、また思いついたり見かけたら記事にしたい。というわけで、今回は(1)。次取り上げるのは・・・たぶんスポーツジムかな。

 

 

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