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Study in Scotland

修士論文あれこれ① ~大学院留学最後のヤマ場~

 

こんにちは、リックです。

今週で修士論文を仕上げ、来週帰国となります。慌ただしい・・・。

 

ぼちぼち大学院留学、グラスゴー大学で過ごした1年間も終わるので、最後のヤマ場である修士論文について、備忘もかねて振り返ってみたい。

 

まだ終わってないけど

 

まだ終わってないのに総括するのもあれだが、修士論文の作業について振り返ってみて思うことは、一言でいうと、「長期・大規模プロジェクト」ということだろうか。

 

英国の多くの大学院の場合、オックスフォード大学やケンブリッジ大学のMPhilないし他大学のMResというリサーチ特化型の修士課程でない限り、留学期間は1年となり、最後の修士論文の制限単語数は大体、1万2千~2万語くらいが相場となる(オックスフォードMPhilは2年で3万語らしい:カミさん談による)。

 

ちなみに、単語数だけで難易度は測れないが、一つの目安として、

 

IELTSのタスク2が250語

プリセッショナルなどで初めて書くエッセイが500~600語

プリセッショナルの卒業用に書くエッセイが大体1000~1500語

  

本コースが始まって、通常要求されるエッセイの語数 2000~3000語

セメスター2でよくあるエッセイの語数 3000~5000語

 

という感じ。

 

当然、本コース始まってからのエッセイはハイレベルなものが求められるので、修士論文は、単語数に限っても、そのエッセイを4~5本書くくらいのエネルギーが必要になる(実際には他の要因があるので、もっと全然大変ですが)。

 

こうして眺めると、ちょっとずつ負荷が増える筋トレのようでもある

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大学のサポート体制

そんな一大プロジェクトだが、サポート体制は大学によって、いやコースによって、だいぶ変わる。私見では、グラ大は割と充実していた、と思う。

 

まず、私のコースで言うと、セメスター1(秋学期)は月に一度、コースディレクターから2hほど、修士論文の書き方、テーマの選び方、研究倫理、スケジュールの進め方などのレクチャーとワークショップがあった。これは、コースディレクターのやる気にもよるが、私がいたSchool of Politicsは割とやる気があるらしく、ちゃんとしていた。

 

それで、コース外でのサポートもいくつかあった。

 

たとえば、これは秋と春に開講される修士論文講座。私は秋に週一で出席していた。春も行ったが、中身はそんなに変わらなかったので、途中で行くのはやめてしまった。

これ、中々充実していて、特にリサーチデザインとか、全体の構成を考えるのに役だった(無料・原則として学生証が必要

University of Glasgow - MyGlasgow - Learning Enhancement & Academic Development Service - For Students - Writing & study advice - Arts - Arts & SocSci Classes (Mirrored)

 

あと、Academic Writing はこれもなかなかよかった。

University of Glasgow - Colleges - College of Social Sciences - Information for current students - International student learning - Developing your academic writing

このDYAWは、先生のGayleが熱心で、500語のエッセイを添削してくれる機会があったり、Literature Reviewを添削してくれたりと、結構助かった。私自身は、コース中に「野暮ったい」という評価を受けたエッセイをメールで送って、どのあたりがネイティブにはわかりづらいのか、などを個人的に教えてもらったりもした。そういうのも熱心に付き合ってくれるので、いい先生だと思う無料・moodleから登録が必要)。

 

あと、in sessionalコースは、レベルがあんまり高くなくて途中でドロップアウトしてしまったが、presessional から継続的に勉強したいひとや、presessionalに出ていなくて、アカデミックライティングがいまいちよくわかってないひとにはいいと思う。あと、スピーキングのコースなどもあるので、苦手分野に特化して授業をとってみてもいいかもしれない無料・enrolmentから登録が必要)。

University of Glasgow - Schools - School of Modern Languages & Cultures - English for Academic Study - In-sessional support - ESS Classes

このinsessionalは登録の競争が激しく、登録オープンから1分くらいで(比喩じゃないですよ)、埋まってしまうので、行きたいひとは情報収集に余念のないようにしたい。こういうとき、中国人学生の大規模ネットワーク、イスラム圏学生のそこそこ規模ネットワークは脅威です。ま、日本人はそれぞれと仲良くして、情報を分けてもらうのがいいでしょう

(日本でもそうかもしれないけど)情報は大抵自分からはやって来ないので、早いうちからこういう情報はゲットしていきたい。中国人、中東人、インドネシア人に聞くのはもちろん、大学のサイトで探すと、結構でてきます。コースからや友人からも教えてもらえることはあるが、受け身でもらうものは大抵、情報として賞味期限切れだったような気がします。

 

なんとなくですが、こういう授業群などを取って最大濃度にすると、本来の授業負担と合わせて、かなりの負担になると思う。そうして振り回されているうちに、セメスター1は終わってしまうと思うが、とりあえずそれで充分かな、という気もする。

 

ただ、私の友人でPublic Healthを取っていたSさんは、11月ごろから既に修士論文を具体的に指導教官とやりとりされていたので、それも、コースによるのかもしれない。

 

 

 

次回は修論あれこれ②をお送りします。冬休み~セメスター2あたりを書こうかと思います。

 

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